元々ウルグシュタルトは自分に対して大き目のフレームだと認識していたのでガチチビ使用のポジションで今まで走っていましたが、痛みに決着をつけるべくちゃんとした数値に起こしたデータでフィッティングして貰おうと思い立ったわけです。
ついでに上記に加えて最近になってようやく3本ローラーを導入した所、ターマックのポジションががらりと変わってしまったのも要因の一つですね。
まずなぜ茅ヶ崎チョイスなのか。
我が家の場所を考えると横浜のワイズロードの方が近いです。
更に言うなら、お金を気にしなければGROVE鎌倉でBGFを受けた方が一番近所だし確実かもしれません。
横浜ではバイオレーサープレミアムが無いと言う事。今回は5000を受けますが内容が良ければ翌月にでもプレミアムを受けてみるのもアリかな?って考えたら店舗を変えるより同じテンポで行った方がいろいろ都合が良さそうだからと考えての事と、単純に待ち時間が長いと評判があるので景色のいい方が時間つぶしにいいかな?って思った事です。
GROVE鎌倉のBGFは金額的な所とそれについて効果があるのかないのか分からないので先ずはやめておきました。
場合によってはターマックのポジションだしにBGFを受ける可能性もあるかもしれませんけどね。
ワイズロードHP転用 |
バイオレーサー5000以上からは電話か店頭で予約する必要があります。
今回は電話で予約しました。
バイオレーサー5000を受けてみたい旨を伝えると、以下の事を聞かれました。
・来店可能な日時
→こちらの都合を言った後、フィッターの都合とすり合わせ。
・フレームのメーカー、型式、年式
・ペダルの型式
・シューズのメーカー、型式
当初11日の13:30からとしてましたが、後日ワイズロード茅ヶ崎から電話が掛かって来て時間の変更のお願い云々言われたので同じく11日の11:30からと言う事で落ち着きました。
そして当日。
車で行くか自転車で行くか悩みましたが、帰りは試走しようと思い自転車で行きました。
まず入店。
カウンターでバイオレーサーの予約している云々を告げると、バイクを店内に入れて2階へ通されます。
ワイズロード茅ヶ崎は2階に上がってすぐの所でバイオレーサーを受ける事となります。
案内されてすぐに個人情報を記入し、今の状態で乗っていて違和感があるかどうかやどういうスタイルにするか等のヒアリングを行い、身体測定に入ります。
今回は下記の4点をクリアしたいと思います。
・ヒルクライム多め。レース等も出場している。
・基本的にサドルの前乗りが多いので股へのダメージが半端ない。
・下ハンを握った時に少し遠いと感じる。
・そもそも今使っているウルグシュタルトのサイズは適正なのか不明。
身体測定が終わったのち10分程度待たされて数値の算出が終わりました。
測定を反映した数値。 |
今までのポジション。 |
因みに身長に対しての各部位の体の長さはほぼ平均的らしいです。
しかし自身で股下を測定し良くある数字を掛けた場合大凡640mmが適性のサドル高でしたが、なんどバイオレーサーが弾き出したのは612mm。
元々630mmにしていましたががっつり下げられる事になりました。
しかし意外にもヘッドスペーサーには18mmの追加を推奨されています。
バイオレーサーにおいて、所謂レーサーポジションと言うのに今回は近づける事となっていましたが、ハンドルバー落差が大凡半分位になります。ほぼコンフォートに近いですね。160cm代では恐らくこれ位の落差でレーサーポジションなのかもしれませんね。
しかし、クランク長を170mmを使っているのでと前置きされました。本当は165mmがベストですがとも言われましたけどね。
ヒルクラ仕様なので出来れば長めにしておきたいのです…。
唯一変化が無かったステム。99mmを推奨されてますが、現行の90mmのままで大丈夫そうです。
数値は以上の感でシミュレーターでフィーリングの確認。
サドルががっつり下がった感はすごく感じますが確かにペダルの回しやすさは上がった気がします。
最後にサドルの前後を調整して測定は終了です。
ここからがお店によって線引きがまちまちなのかもしれませんが、ワイズロード茅ヶ崎店では実車のポジション確認まで含めてやってくれました。
ローラー台に乗っけて更に確認…、まではやってくれませんでしたが、シミュレーターの数値の落とし込みまでは料金内だったみたいです。
フィッターさんがウルグシュタルトの調整を行いバイオレーサーは終了となりました。
早速帰り道の試走。
確かに踏み抜く力が殺されていない感じはします。但し引き足がかなりつらい感じがしますね。感覚ですが今までとは違う筋肉を使わされている感じがします。
恐らくこれが本来使うべき筋肉なのかもしれません。
サドル高を下げた事により前乗り気味だったポジションも後ろの方にドカッと座る事が出来るようになったので股へのダメージは減っていると思います。
ハンドルが相対的に高くなったのにはちょっと違和感がありますが、推奨の範囲内で上げる下げるは自由みたいなので後々調整をするとします。
落差を少なくしたので下ハンが遠いいと感じる事は抑えられたかもしれません。ステムを交換していないのでそんなに変わってはいないのでフィーリングになりますね。
元々そう感じていただけで適正だった、ていうのが正解だったみたいです。
速度的な変化は大きく見られませんが、楽にペダルを回せているのかケイデンスを上げてもそれほど疲れを感じません。
初めに書いた4点の内、上3つはクリアしたと思います。
ウルグシュタルトが適性のサイズだったのかと言われると、やはり大きいサイズだったと言うのが答えだと思います。
シートポストのメモリ以上に下げる必要があったわけですからね。
そもそもウルグシュタルトは白人基準のジオメトリーというのを考慮すれば、ぎりぎり許容範囲内だったとも言えなくは無いです。
実際には乗れているからだめって事は無いはずです。
以上でバイオレーサー5000のレポートは終わりです。
さっそくターマックにも反映したいと思います。
これで5000円を高いと感じるか否かは人それぞれですが、パーツへの投資を最小限に抑えられるって考えればべらぼうに安いと自分は考えます。