2017年4月23日日曜日

「BG FIT」ことボディジオメトリーフィットを受けてみた

2月にY's roadのフィッティングシステム「バイオレーサー5000」を受け、次はプレミアムかなぁと思っていた所でしたが、近所にあるGROVE鎌倉でエスワのシューズを購入する際にフィッティングの話題があがり自然とBG FITの話しになりました。

元々2月の時点でバイオレーサーにするか、BG FITにするか悩んでいたのは以前の記事にも書きましたが、話題にあがってからと言うものBG FITも気になり始めたので、受けてみる事にしました。

まず初めにお断りします。
この記事内でバイオレーサーとBG FITを比較するつもりはありません。
と言うのも、例えるならピナレロがいいかエスワがいいかって話題と同じ位不毛ですし、しかもバイオレーサーは5000しか受けていないのでフィッティング内容に差があり過ぎるからです。
次に今回フィッティングを担当してくれた店員さんには先にバイオレーサーを受けている事を伝えてあります。
その上で快くBG FITを受け付けてくれたのでありがたい限りです。

初めに受付。
メールで希望期日を伝えます。
自分の場合は平日に中々時間が作れないので週末は可能かと一緒に問い合わせましたが、GROVE鎌倉では基本的に週末は受け付けていないので、しっかり平日に時間を作ってから予約をしましょう。
メールの問い合わせ後、店舗に行き交渉してみると”特別に”週末でもいいですよと言ってくれたので日曜日の16時以降という条件で予約をしました。
ただし店舗によって週末も受けられるのでスペシャライズドジャパンからBG FITを受けられる店舗を検索してみましょう。

大まかな流れは
・ヒアリング
・柔軟性の確認
・自転車に乗ってのポジション確認の繰り返し
と至ってシンプル。

ヒアリングは受付の日に行いました。さらっと30分程度です。
現状のポジションで気になる所はあるかどうか、どの様なスタイルで走るのか等。
ポジションに関しては先にバイオレーサーを受けていたので問題は無いのですが、スタイルに関してはシッティングをメインにヒルクライムをする。これからのヒルクラシーズンに合わせてのフィッティングを行いたいと伝えました。

フィッティング当日、すぐ体の柔軟性の確認から始まりました。
ストレッチをしている感じに関節を曲げて可動域を確認するのと人それぞれの癖を観察しているみたいです。
例えば同じ前屈でも人それぞれ癖もあるし、骨格も違うので、それに合わせたポジションを基本とするのがBG FITの大きな流れだそうです。

ここでびっくりするのは座骨の幅と足の長さ以外の各部位の長さを測りませんでした。
後は全部関節の可動域しか測っていません。

先に書いたように人それぞれの体にバイクをセッティングするというスタンスはバイオレーサーもBG FITも同じなのですが、その手段は全く別物なのです。
これは早速BG FITを受けてみて正解だと思いました。
記事には書かないと言いましたが、自分の中で比較出来るのは非常に楽しかったですね。

可動域や癖等と現状のバイクのポジションを一通りデータを取ると早速バイクに乗り軽く回します。
この時も癖やペダリングの動きを観察、動画で自分の動きを解説してくれたりします。
体が温まってきた頃合いにクリート、サドルの位置を膝や足首等の可動域の中でベストなポジションを探していきます。
納得のポジションになるまでトライ&エラーの繰り返しです。
関節の動きや癖などからベストかそれともベターかのポジションを見つけ、それを基本にして上半身のポジションを決めていきます。
因みに自分は現状のポジションからシーポスを上げサドルを後ろに下げる結果になりました。クリート位置は左足だけ少し修正しただけです。

が、上半身はほぼポジションは問題無かったらしく、さっくり終わってしまいました。
現状上半身はニュートラルなポジションにいるみたいなのでステムを長くしてみてもいいとの事だったので付け替えてみたりとか、ハンドルをもっと下げてみるとかいろいろアドバイスを貰いました。

最後にもう一度、バイクのデータを取ったらお終いです。

以上で21,600円です。

毎度の事ながら高いと感じるか否かは人それぞれです。
しかし今回のフィッティングで自分の中の最大の悩みである「右脚だけペダリングは下手」と言う課題に対し結構アドバイスを貰えた事は大きい収穫でした。
車体のメンテは自分でやれますが、ポジションに関してはやはり専門の人の客観的な意見を聞かないとゴールには辿り着けないと思います。
上は回りくどい言い方ですが、自分でクリートの位置か…とか、クランク長なのか?クランク買い替えか?とかずっと悩んでいた時間と費用に対して数時間2万円で済んだのだから安いものだと思います。

ロードバイクに長く乗るならBG FITは一度受けてみるとかなり参考になるのでお勧めしたいです。

2017年4月4日火曜日

au自転車保険のロードサービスを受けてみたお話

先週の日曜日に知り合いと神奈川県山岳贅沢コースを走る予定だったものの、初めの峠であるヤビツ峠を登ろうとしたその時…。
チェーンが脱落してクランクに挟まり曲がってしまいました。

勿論、走行不可能。
替えのチェーンなんて持ってるはずも無く立ち往生となってしまったわけです。

しかしふと思い出したのがauの自転車保険。
以前車に巻き込まれてから保険に入っていました。

一緒に来ていた知り合いとは解散し、専用アプリ「自転車の日」を使いロードサービス要請をしました。
アプリの指示通り画面を進めていくと

・現在地
・搬送先の設定
・バイクの特徴
・走行不能内容

などを記入して暫く待つと電話が掛かってきます。
電話の内容は

・現在地の目印になるもの
・目的地の確認
・請負業者の説明
 (社名、ドライバー名等)
・大凡の待ち時間
・車に同乗するかどうか
 (基本的に同乗するサービスは含まれていないらしいです)
・走行距離50kmを超える場合は有料になる事
 (現在地-目的地間の距離)

等々の説明を受けて電話対応は終了です。

今回搬送を担当してくれたドライバーさんはかなり手慣れた様子で、ひょいひょいと手際よくバイクをラッシングしてくれました。
ドライバーさんの話を聞くとロードサービスは結構な頻度で発生しているようです。
それこそただのパンクからクリートが割れた等、様々な理由があったみたいです。
中には実業団のバイクも運んだそうで、その時のバイクの価格が130万近くして緊張したそうですが、後から自分のバイクはもっと高いと話したら信じられないと言われました。

それとロードサービスを要請したらその場から動かないで!とドライバーさんが言ってました。
殆どの請負業者は通常勤務の間にむりくり時間を作って対応しているみたいで、探す時間が増えてしまうと他の業務に支障が出てしまうらしいです。

あまりはっきり書けないお金の話なんかも聞きました。
サービス存続の為にみんなau自転車保険に入ろう!としか言えませんが、中々生々しいのが実情らしいです。

要請をしてから搬送開始まで大凡1時間位掛りました。
業者の方も都合の合間に対応しているので時間が掛かってしまうのはしょうがない所ではありますが、我々ユーザーが増えないとサービスの向上には繋がらないのでみなさん保険には入る様にしましょう。