2017年10月21日土曜日

2017 ジャパンカップ アルベルト・コンタドール来日!

今年のブエルタで引退したアルベルト・コンタドールがジャパンカップに出場するため初来日しました。

初来日と聞いてファンであるワタクシはどうしても行きたかったのですが、運悪く仕事の予定が入っていたので見送りにするつもりだった所、急な予定の変更により休みが貰えたので宇都宮まで弾丸ツアーを行いました。

20日(金)の夜に移動開始。
真夜中と雨の中、たらたらと東北道を進み丁度日付が変わるタイミングで宇都宮に到着し、辺りをぶらぶらしてから恒例の車中泊で一晩を過ごしました。
寝るまでの間に如何にしてコンタドールのサインを貰うかを考えていたら中々寝付けなくて4時位に練る羽目になりました…。

クリテリウムの会場だと人が多いし接触は難しいかな?と思い、プロ選手の出場するフリーランに山を張り、朝起きてから自然公園へ早速移動しました。

 やはり朝一だと選手の姿はありません。

TREKブースにも選手はいません。
ツイッターのフォロワーさんを探しながら選手の到着を待つこと数十分後…。
 怪しげなバスが到着。
中からBMCのメンバーが出てきました!
奥にいる背が低いのがリッチー・ポートです。
BMCが到着する前にキャノンデールとロットNLユンボも到着していました。

だんだん選手が到着し始めて、いよいよ来るか??と待っていたら…。
突如目の前にマドンを乗っけた車が止まり、なんと中から目的のコンタドールが出てきました!!

コンタドールは先ずそのままTREKブースに入り、周りに集まっていた人達にファンサービスを開始し始めました。

その時によりにもよってTinkoffのボトルにサインをして貰いました。
本当はボトルを2本用意していたのでどっちもサインを貰おうとしましたが、1本だけ書いてもらったので、素直に引き下がりました。

が、
この後、休憩を入れたコンタドールはTREKの物販テントに行き、そこでTシャツを購入した人にサインを入れるという神対応を始めたので、予め購入してあったTシャツにサインを貰いました。
ついでにツーショットをパシャリ。
更にグラシアスと言いながら手を出したら握手までしてくれました!

もう満足。
すごく満足です。
その後はフォロワーさんを見つけ少しお喋りし、少し選手を応援してからクリテリウム会場に戻りました。

クリテ会場でもコンタドールはTREKブースで一人一人にサービスを行っていました。
レースの為では無くファンの為に来日してくれたって感じがひしひしと伝わってきますね!

会場を散策し、レースを一通り見終わったら表彰前に帰宅しました。
台風だし、混みそうだしね。

という訳で宇都宮弾丸ツアーの様子でした。

なんとなくお分かりかもしれませんが、コンタドールのサインは張り込んで…、とか無理くりって事無く、さっくり頂きました。
コンタドールは初めからファンサービスの為に来てくれていたのかもしれません。
こういう紳士な所が世界で愛される理由なのかもしれません。
コンタドールのファンになって本当に良かったです。

ありがとう!
アルベルト・コンタドール!!

2017年8月27日日曜日

コンディション最悪なマウンテンサイクルin乗鞍

マウンテンサイクルin乗鞍に出場してきました。


公式リザルト
1h33m46s
188/208位

もうね。

惨敗も惨敗、大惨敗。

原因は分かってます。職場の環境が変わりまともに自転車に乗れていなかった事です。
体重は順調に増え、体力は低下し、脚もろくに回せない状態でした。

しかもクラス別のランキングも下の下。
正直もう自転車やめようかって思っちゃう位、自信が無くなりました…。

でも完走はしたし?
今回のクラスはみんな早かったし?
ほぼ練習無しで1h33mって頑張ったんじゃない???

むしろ褒めて欲しいんだけど?????(半ギレ)

それはさて置き、初めての乗鞍です。
自転車乗りの聖地とまで言われるだけあって絶景でした。


今度はレースじゃなくてゆっくりと登りたいですね。
必至こいて登るには勿体なかったかもしれません。

しかしこの乗鞍さん。初め10kmまでは比較的緩やかなんですけど、そこを過ぎてから斜度が7~10%の連続で即行脚が売り切れました。
イメージとしては箱根のターンパイクに近いプロファイルかもしれません。
あざみライン程ではないにしてもある程度の実力をつけてから登らないと辛い坂なのかもしれませんね。

さて、ここでお分かりの通り絶望的に練習不足に陥っているワタクシですが、今年はまだ箱根ヒルクライムが控えています。先に書いたターンパイクを登る奴です。
正直このままの状態だとタイムは悪いだろうし最悪DNFもあるのかもしれません。
そう考えると棄権も一つの決断なのかなって思っています。
続いてのKOH富士も参加は今の所見送りにするつもりです。

今の環境だと安定して練習出来ない限りレースは絶望的と言わざるを得ません。

さてさてどうしたものか…。

話は変わって、前々からちょいちょい話していましたオーバーマイヤーの売却についてです。
勿体ないと思われる方が殆どだと思います。
自分でも勿体ないと思っています。

が、以前にも書いたかもしれませんが、正直オーバーマイヤーより性能のいいホイールは数多あると思います。性能の定義にもよりますが…。
確かにオーバーマイヤーと括らずライトウェイトは唯一無二の乗り味です。これは他のホイールでは再現が難しいと思います。
でもワタクシが求めているのはそうじゃないのです。
もっとレーシーなホイールが欲しいわけです。

という結論に至り、オーバーマイヤーを売り、次に購入するホイールの足しにしようって思いました。
取っておいても良かったかもしれませんけどね。
そこら辺は自分なりの踏ん切りというかなんというか、オーバーマイヤーを持ってたらいつまでたっても他のホイールを買わなそうな未来が見えた訳です。

次は何にしようか?
R9100を買い戻すか、edco再チャレンジか、ROVALも狙っています。

今はホイールを買うお金とあわよくばフレームを買うお金をためながらRS81を使って行きたいと思います。

2017年6月25日日曜日

惨敗 富士山国際ヒルクライム

今年で2回目の参加になる富士山国際ヒルクライムに行ってまいりました。
タイトルの通り結果は惨敗…。
完走はしましたが去年に比べて7分近く遅くなってしまいました。悔しい…。



反省点
・アップが十分に出来ていなかった。
 固定ローラーを持って行くのをやめて試走コースでアップをするつもりだったのが、見事にアップ時間中は土砂降りでスタートギリギリの数分間しか走れていなかった。

・前日にそれなりの負荷で走ってしまった。
 脚の疲れが取り切れていなかった感が強く、スタートから3km地点の間でもうこれ無理だわって思ってました。

・水分補給の不足
 ボトルを忘れたって事もありますが、そこではなく前日からの仕込みが甘かったと思います。前日の試走後に十分な水分を取れていなかった。

・今年全体を通して体重の増量
 職場の環境が変わったせいで自転車に乗る時間が減り体重がじわりじわりと増えてきたのが致命的な問題。今後の解決策を考えないとイケナイ…。

・余計な筋肉が増えた
 3本ローラーを始めてからというもの腰回り、お尻、太ももの筋肉が見るからに肥大した。平坦をそれなりの速度で走るのは得意になった一方で登りで一時的な負荷をかけるって事が苦手になった。(ダンシングがすごく続かなくなった)

以上の5点だと思います。

あざみラインの練習に関しては去年と同じ位行っているので足りなかったって事は無いと思います。
やっぱ減量がマストかなー…。どうにか自転車を日課に戻したいですね。

次のヒルクライムはマウンテンサイクルin乗鞍です。
8月末なのでそれまでの間には何かしら善処をしておかないと、9月に入ってからの箱根HCとKOH富士の二本立てには耐えられません。

結果は御覧の通りです。1h13m55がワタクシ。
機材は最強クライマー仕様なのにこの結果は赤っ恥もいい所ですね。

そして半数がDNSでした…。

2017年6月20日火曜日

すごく便利Muc-Off

ロードバイクにはいろんな沼が存在しますね。

ホイール、サドル、バーテープ、タイヤ、BB等、パーツに囚われなければ工具から何からいっぱいメーカーがあるし品物も多く、何がいいのかよく悩みます。

その中でもケミカルにフォーカスすると二大国産メーカーの「呉」と「和光」他にも数多ありますね。
海外メーカーでよく見ると言ったら「FINISH LINE」ですね。

そして今回話題にしたい「Muc-Off」です。

上で挙げた4メーカーを今までひっかえとっかえで使ってきました。
一番拘りをもってケミカルを選びたいって人には、ハッキリ言うと「呉」が一番お勧めです。

場面やパーツ等細かく種類が用意されているので痒い所に手が届来ます。

特に呉のクリーナー&ポリッシュはマッド系の塗装でも使えるし、水も不要なので今も使い続けています。


しかし、呉を目的毎に揃えようと思うとケミカルだけでいい値段になりますし、何より自転車の中で一番消耗するものなので決して安いとは言えなくなってくるのです。
ケミカル沼の更に呉沼があった…。
勿論どれも非常に優秀な商品なのでお勧めできますけどね!(宣伝)
和光も似た理由で断念し、フィニッシュラインはなんとなくでやめました。

流れに流され、今の所のケミカル沼のアンサーに「Muc-Off」を選んだと言う事で紹介したいと思います。


選んだ理由として
・ぶっかけて
・放置して
・気になる所だけちょいちょい拭く
・水をかければピカピカ

そう、メンテナンスがすっごく楽になります。
今まで細々丁寧に洗浄していたのが嘘のようです。

本当はMuc-Offもシーンに合わせたケミカルの使用を推奨していますが、自分はチェーンクリーナーとサイクルクリーナーだけを使用し、仕上げは呉のクリーン&ポリッシュを使っています。

これは画像か何か貼って解説しろって思われそうですが、この記事を書こうと思い立ったのがメンテナンスの後だったので綺麗になった後しか写真に収めていません…。

チェーンの写真です。
富士ヒルの時(6/10)に呉のスタッフさんに洗浄をして貰ってから、本日(6/20)のあざみライン練までの間は洗浄をしていない状態だったのが、パッと見だと新品に見える位、汚れが落ちてくれます。
これだけキレイなのに手間はクリーナーを吹き付けて放置してササッとブラシで磨いて水で流すだけです。10分も掛かっていないです。
フレームの洗浄もブシブシとクリーナーを吹き付けて頑固そうな汚れだけゴシゴシして水で流すだけです。これも10分も掛かってないです。
後は空拭きしたらポリッシュしてルブ塗布して終わりです。

メカニックな自分としては、メンテナンスに時間を取られないと言うのは非常に高評価なわけですよ。
勿論詳細なメンテナンスは別のお話として、日頃の簡易的なメンテナンスって事ね。

勿論宗教上、呉って人もいれば和光って人もいます。
祖父の遺言で他のメーカーを使っている人だっていると思います。
ケミカルの選択肢の一つとして自分は強くお勧めしたい「Muc-Off」です。
あのTeam Skyも使っているのですよ。間違いないです。
更にラベルには今は無きIAMや(チームでは無くメーカとして)キャノンデール、チャージ、GT、LOOK、SCOTT、スペシャ等有名ドコロが使用しているみたいです。
もうこれ間違いないですね。

一回の洗浄での使用量も大した事が無いのでランニングコストにも優れています。

是非試してもらいたいメーカーです。

2017年6月12日月曜日

初参加 Mt富士ヒルクライム

今年の富士山レース一本目のMt富士ヒルクライムに出場してきました。



例の如く写真無し。
今回は有休を使って二日前から移動。
直前の練習はあまり身にはならないと分かってはいますが、走らずにはいられなかったのです。

6/9 
 あざみライン 1本

6/10 
 スバルライン 2本

6/11
 Mt富士ヒルクライム

というスケジュールです。

ここで普通の人は思ったはずです。
レース直前にバカなの?
筋肉爆死するじゃん??

その考え、間違っていません。
と、普通なら言いたいのですが、筋肉痛や疲労は無く、むしろ好調とも言える位でした。
走ったら温泉入って食って寝るって感じの1日スケジュールですが、睡眠時間はかなり長くとりました。
特に10日はスバルライン2本を午前中に終わらせ、午後は大会受付をしてぶらぶら物販ブースを歩き16時頃には温泉に入って食事を取ったらすぐ寝ました。

大会当日は朝2時に起床。
いろいろ準備して3時ちょい過ぎに駐車場へ着。
(大会スケジュールの1時間前でしたが既に道案内さん達がいました。ありがとうありがとう…。)
そこから4時半までローラーで軽く汗を流します。
5時前に会場入りをし、荷物預け、伊豆半島一周の際に出会った人と再会出来たのでお喋りをして所定場所で待機していました。

ヒルクラレース特有のスタートまでの待ち時間がすごく勿体ないのですが、初参加と言う事で勝手も分からないので大人しくしていましたが、ぎりぎりまで走って道中で合流と言う事をやってる人がかなりいたので次回はその手もアリだなと思いました。
運営側は止めるべきなのでしょうけどね…。

スタートから計測開始までの間にウルグシュタルトのイラストでお世話になったヒトミンさんに動画を撮ってもらってから本番スタートです。

今回は前々から練習をしていたシッティングをメインに登る方法でチャレンジしました。
元々激坂メインで登っていたのでダンシングを多用する癖があったのですが、スバルラインは緩斜面しかないのでダンシングの登りと相性が悪く、ケイデンスで効率よく登った方がいいと判断し練習をしていました。

結果はstravaを見ての通りです。
腰と脚を休ませる以外は全部シッティングでケイデンスは90付近で安定させました。
心拍のデータが取れていないのでちょっとした事故でしたが160~170bpmで安定させています。

で、気になるリザルトというと

男子30~34クラス
358/1193位
1h25m52.47s

以上でした。

去年から比べると大分体重が増えてる所を考えれば頑張ったと自分を褒めたいです…。
でも去年のパフォーマンスならシルバー行けたのかもって思うと減量せざるを得ませんね。

そしてここからは少し愚痴っぽくなります…。

今回参加枠を増やして運営側の対応云々騒がれていますが、真のヒルクライマーなら朝早くから行動をしておけばいいだけの話なので別に何とも思っていません。

問題はそこでは無く、人が多過ぎて走りにくい、ゴール前で人が多過ぎてもがけない、コース上にエネルギー系食物のゴミをポイ捨てする人の多さ、ツイッターで書きましたが一部の人のマナーの無い選手の散見等、他に取り上げる課題があると思います。

人が多いのはしょうがないですが、特にゴミのポイ捨てはするなってすごく思いました。
なぜ富士山が一時期世界遺産に登録されなかったのか、登録されるまでの間にどういった活動があったのか、よく考えて欲しいですね。
因みに他富士山レースでゴミが捨てられてるのを見たことが無かったし、補給水のカップorボトルは運営が回収していました。

世界の富士山なのだから綺麗に楽しく登ろうぜ!って事です。

さて、次回は富士山国際ヒルクライムです…。
自分の中ではメインのレースですね。
今年はタイムが落ちる事が分かってはいるのですが、その条件の中でも必死になって登りたいと思います!

2017年5月15日月曜日

思い出したかのようにLightweight URGESTALTとMEILENSTEIN OBERMAYERインプレッション

ウルグシュタルトとオーバーマイヤーのインプレッション
ウルグシュタルトをアッセンブルして1年と半年、オーバーマイヤーを入手してから大凡2000kmを乗り倒したので使用感をまとめます。

ウルグシュタルトが2014年にリリースされてからウルグシュタルトとオーバーマイヤーの組み合わせを個人所有をされている人は少ないと思われます。
少ないと言うかメディアで所有をアピールしている人が少ないと言うのが本当の所で、少なくとも購入されたというショップの記事をちらほら見つける事が出来るのでワタシ以外の所有者はきっとアピール控えめな大人な人が購入されているのかもしれません…。
ワタシは自慢したくて仕方ないのでゲロゲロとウルグシュタルトの自慢を吐き続けますけどね。

それはさて置きウルグシュタルトとオーバーマイヤーを素人ながら使用感を掘り下げていきたいと思います。

まず誰もが気になる乗り心地。
乗り心地に関しては文句なし。剛性に定評のあるオーバーマイヤー。ホイール単体でも乗り心地がいいと言われていますが、残念ながら他社フレームにオーバーマイヤーの組み合わせをまだ乗った事が無いので比較は出来ません…。
しかし今まで乗ってきたロードの中では抜群の乗り心地で、平坦メインであればどこまでも走行距離を伸ばす事が可能と思わせてくれる程です。
レーシングメインのフレーム特有の突き上げるようなノイズが少なく、メーカーが謳っている通りグランフォド等の速度を求めると言うより長時間を快適に乗る事をフォーカスされているなと思わせてくれます。
後でも語るつもりですが、逆を返すとレース場面では少し物足りないかも?と感じるかもしれません。

続いて反応の良さ、加速、巡航、登坂力等々、のまとめ。
登りに関しては軽さのアドバンテージがあるので有利に働くかもしれませんが、平坦や下りはあまり得意とは言えないと感じました。

オーバーマイヤーが中心の話しとなりますが、平坦から説明をしますと、軽量バイクの宿命とも言える事で加速はいいけど速度が乗らないのです。
速度が乗らないと言う事はそれなりの負荷を踏み続けないとイケナイので、それなりの身体能力を求められる事となります。
そこでよーく思い出してほしいのですが、「プロでも自費購入するほど」と言うフレーズに違和感を感じませんか?
最近のツールなどでロゴ消しのオーバーマイヤーを見たことありますか?
同社のオートバーンは未だTTで使用されている選手はいますが、オーバーマイヤーは見たことがありません。
と言うよりオーバーマイヤーがと括るのが間違いで、そもそもプロの中で軽量ホイールは求められていない可能性が非常に高いです。辛うじてシマノのWH-9000-C24が使われていた位です。
(補足としてセットで1200g以下を軽量ホイールと想定して書いてます)
つまり平坦で無駄に脚を使う事となる軽量ホイールは時代遅れの産物になりつつあるのが世間の流れで、軽量ホイールの長たるオーバーマイヤーは裸の王様状態なのです。
ワタシがよくツイッターでWH-R9100-C60を売ってしまった事に後悔をしていると言ってるのは、実体験からくる性能の差を感じたからなのです。

長くうだうだ書いても飽きられてしまうので、ここら辺で平坦についてまとめると、高速巡航を求めるなら最新の有名ドコロのホイールを買った方が絶対に幸せになれます。
これは間違いなく自分の中の素直な感想です。

では登りではどうか?
完成車状態で装備品を除いた状態で6.2kgとなったウルグシュタルトとオーバーマイヤー。
勿論登りはかなり楽です。特にシッティングでケイデンスを上げて登るのは大得意です。
しかし残念な事にダンシングはあまり得意ではありません。
見たまんまなのですが極細のシートステーに、実は肉薄のチェーンステーは高剛性のオーバーマイヤーを想定して作られているのか、かなりしなる作りになっており、かなり力が逃げる印象があります。言い方は悪いかもしれませんがオーバーマイヤーの剛性に任せっきりと言えます。
今の所、数名の方に試乗をして貰ったのですが、みんなダンシングの反応がいいと言ってくれます。特に車体の戻りが自然と好評を頂くのですが、恐らくそれはオーバーマイヤーの御かげです。
他社のホイールを使ってダンシングをすると絶対にブレーキタッチします。特に重量級のホイールとの相性は悪く登りの最中でダンシングをすると体感出来る位しなります。

あれ? じゃあオーバーマイヤーを履いてればダンシングは得意なんじゃないの?って思われるかもしれませんが、細かく言うとオーバーマイヤーは得意であってウルグシュタルトは苦手と考えてもらえれば分かりやすいです。
確かにオーバーマイヤーの剛性はダンシングの軽快さを良くしてくれますが、ウルグシュタルトで相殺してしまっているって感じです。その上で軽快さがプラスに振れていればいいのですが、マイナス気味に感じてしまっているのが現状です。
その原因は初めに言ったようにレースシーンはあまり想定していない事だと思われます。

下りはどうか?
正直下りは攻められない。
軽さと剛性を追求しているので操作面がかなりストイックになっています。
このストイックさは下りのコーナーで怖いと感じさせるぐらいシビアで路面の状態が悪いとハンドルが持って行かれそうになる感覚があります。
更に言うとストレートの下りでも70、80km/hとなってくると急に路面のノイズを拾い始めハンドルが落ち着かなくなるのでかなり怖いです。
もっと更に言うとオーバーマイヤーのブレーキのストッピング性能はいいとは言えないので制動距離をかなり長く見積もる必要があるので日本特有の九十九折はものすごーく苦手です。
一点フォローを入れると耐熱に関してはかなり優秀であざみラインの下り始めから6km地点までブレーキかけっぱなしでも耐えられました。

ここまで読まれていれば分かると思いますが、そこまで高性能じゃないのね?って感じられるかもしれません。
これは方々でよく言ってますがレースに出るならピナレロとかスペシャ等のレースモデルを買った方がいいです。
常に進化を続けるフレームに対して2014年から進化が止まっているフレームの差は歴然です。
この先もオーバーマイヤーが進化をしない限りウルグシュタルトは進化はしないと思われますし、オーバーマイヤーも現状からモデルチェンジの予定は無さそうです。
各社ホイールもどんどん進化を進めているので70万、60万出してオーバーマイヤーを購入するより各社の30万前後のハイエンドモデルを購入した方が後悔しないかもしれません。

現時点でウルグシュタルトとオーバーマイヤーを購入するメリットとは何か?

ブルぺやグランフォドまたはキャノンボールとか等を考えてるなら、軽さと高剛性を両立させ、かつ快適性を手に入れたウルグシュタルトとオーバーマイヤーの組み合わせは絶大な効果を見せてくれるかもしれません。

が…、

何より自慢出来るでしょ!!!!

これに限りる!!!

ウルグシュタルトを日本国内で何人購入したか不明確なうえ、更にオーバーマイヤーでアッセンブリをしたバイクはかなりレアだと自負しています。
卑しいかもしれませんが、出先でちやほやされますし、声を掛けてこない人でも視線を釘付けに出来るのはかなり気持ちのいい事です。

だけど今の所は被害に遭ってませんが盗難のリスクもスバ抜けているので油断ならないのは確かで長時間離れるという事は出来れば避けたいですね。
とは言え一緒に走った事のある人なら分かるかもしれませんが結構油断気味だったりします…。

何だかインプレッションからかけ離れてしまった感がありますが、本当に欲しいから揃えたいと言う人以外はあまり購入するメリットはありません。

購入欲と所有欲を満たしたい方にはお勧めします!

2017年5月6日土曜日

行ってきました渋峠!

ずっと行きたいと思っていた渋峠に行ってまいりました!



前日に道の駅あがつま峡で車中泊をして5時少し前からゆっくりと草津を登っていきました。

渋峠に行く途中には火山規制区間があるので開通時間に合わせていたつもりでしたが1時間近く早く殺生河原に到着したため暫く待機する羽目になりました。



殺生河原もかなりの絶景。
開通時間まで待っているとちょいちょい自転車勢も登って来たのでみんな喋りで時間つぶしをします。
やはり車中泊する人は多いみたいですね。自走で来たって人はそれ相応の重装備なので登りは本当にきついって言ってました。

午前8時になり開通して渋峠まで勢いで登ります。なので(いつも通り)写真はありません!
道中も本当に景色よかったよ!!

殺生河原から1時間掛からずに渋峠に登頂。

国道最高地点でパシャリ。
朝一でしかも草津側は恐らく一番目の登頂なので他の自転車乗りはいませんでした。


もうしばらく進めば渋峠ホテルです。
ホテルの中で証明書とパンを購入し他の自転車が来るまで休憩していました。
少し長めに休憩していても2人位しか登ってこなかったので下山を始めます。

やっぱり朝が早すぎたのかこれから登るって感じの人の方が圧倒的に多く完全にタイミングを誤った感じになりました…。

長い下りを終えて道の駅に戻ると丁度12時頃だったので、温泉に入り昼ご飯を食べて帰宅しました。

今回は短距離で峠が一つだけだったのでアッサリ終わってしまった感がありますが、登り応えも景色も良しなのでまた暖かい時期にもう一回来たいと思います。

2017年5月1日月曜日

富士山2.9ピークス

自転車初めたての頃にツイッターで富士山3ピークスなるものを見て以来、いつかはやってみたい…と思っていたので実走してきました!



1ピーク あざみライン
4:30頃 道の駅すばしりスタート

2017年4月23日日曜日

「BG FIT」ことボディジオメトリーフィットを受けてみた

2月にY's roadのフィッティングシステム「バイオレーサー5000」を受け、次はプレミアムかなぁと思っていた所でしたが、近所にあるGROVE鎌倉でエスワのシューズを購入する際にフィッティングの話題があがり自然とBG FITの話しになりました。

元々2月の時点でバイオレーサーにするか、BG FITにするか悩んでいたのは以前の記事にも書きましたが、話題にあがってからと言うものBG FITも気になり始めたので、受けてみる事にしました。

まず初めにお断りします。
この記事内でバイオレーサーとBG FITを比較するつもりはありません。
と言うのも、例えるならピナレロがいいかエスワがいいかって話題と同じ位不毛ですし、しかもバイオレーサーは5000しか受けていないのでフィッティング内容に差があり過ぎるからです。
次に今回フィッティングを担当してくれた店員さんには先にバイオレーサーを受けている事を伝えてあります。
その上で快くBG FITを受け付けてくれたのでありがたい限りです。

初めに受付。
メールで希望期日を伝えます。
自分の場合は平日に中々時間が作れないので週末は可能かと一緒に問い合わせましたが、GROVE鎌倉では基本的に週末は受け付けていないので、しっかり平日に時間を作ってから予約をしましょう。
メールの問い合わせ後、店舗に行き交渉してみると”特別に”週末でもいいですよと言ってくれたので日曜日の16時以降という条件で予約をしました。
ただし店舗によって週末も受けられるのでスペシャライズドジャパンからBG FITを受けられる店舗を検索してみましょう。

大まかな流れは
・ヒアリング
・柔軟性の確認
・自転車に乗ってのポジション確認の繰り返し
と至ってシンプル。

ヒアリングは受付の日に行いました。さらっと30分程度です。
現状のポジションで気になる所はあるかどうか、どの様なスタイルで走るのか等。
ポジションに関しては先にバイオレーサーを受けていたので問題は無いのですが、スタイルに関してはシッティングをメインにヒルクライムをする。これからのヒルクラシーズンに合わせてのフィッティングを行いたいと伝えました。

フィッティング当日、すぐ体の柔軟性の確認から始まりました。
ストレッチをしている感じに関節を曲げて可動域を確認するのと人それぞれの癖を観察しているみたいです。
例えば同じ前屈でも人それぞれ癖もあるし、骨格も違うので、それに合わせたポジションを基本とするのがBG FITの大きな流れだそうです。

ここでびっくりするのは座骨の幅と足の長さ以外の各部位の長さを測りませんでした。
後は全部関節の可動域しか測っていません。

先に書いたように人それぞれの体にバイクをセッティングするというスタンスはバイオレーサーもBG FITも同じなのですが、その手段は全く別物なのです。
これは早速BG FITを受けてみて正解だと思いました。
記事には書かないと言いましたが、自分の中で比較出来るのは非常に楽しかったですね。

可動域や癖等と現状のバイクのポジションを一通りデータを取ると早速バイクに乗り軽く回します。
この時も癖やペダリングの動きを観察、動画で自分の動きを解説してくれたりします。
体が温まってきた頃合いにクリート、サドルの位置を膝や足首等の可動域の中でベストなポジションを探していきます。
納得のポジションになるまでトライ&エラーの繰り返しです。
関節の動きや癖などからベストかそれともベターかのポジションを見つけ、それを基本にして上半身のポジションを決めていきます。
因みに自分は現状のポジションからシーポスを上げサドルを後ろに下げる結果になりました。クリート位置は左足だけ少し修正しただけです。

が、上半身はほぼポジションは問題無かったらしく、さっくり終わってしまいました。
現状上半身はニュートラルなポジションにいるみたいなのでステムを長くしてみてもいいとの事だったので付け替えてみたりとか、ハンドルをもっと下げてみるとかいろいろアドバイスを貰いました。

最後にもう一度、バイクのデータを取ったらお終いです。

以上で21,600円です。

毎度の事ながら高いと感じるか否かは人それぞれです。
しかし今回のフィッティングで自分の中の最大の悩みである「右脚だけペダリングは下手」と言う課題に対し結構アドバイスを貰えた事は大きい収穫でした。
車体のメンテは自分でやれますが、ポジションに関してはやはり専門の人の客観的な意見を聞かないとゴールには辿り着けないと思います。
上は回りくどい言い方ですが、自分でクリートの位置か…とか、クランク長なのか?クランク買い替えか?とかずっと悩んでいた時間と費用に対して数時間2万円で済んだのだから安いものだと思います。

ロードバイクに長く乗るならBG FITは一度受けてみるとかなり参考になるのでお勧めしたいです。

2017年4月4日火曜日

au自転車保険のロードサービスを受けてみたお話

先週の日曜日に知り合いと神奈川県山岳贅沢コースを走る予定だったものの、初めの峠であるヤビツ峠を登ろうとしたその時…。
チェーンが脱落してクランクに挟まり曲がってしまいました。

勿論、走行不可能。
替えのチェーンなんて持ってるはずも無く立ち往生となってしまったわけです。

しかしふと思い出したのがauの自転車保険。
以前車に巻き込まれてから保険に入っていました。

一緒に来ていた知り合いとは解散し、専用アプリ「自転車の日」を使いロードサービス要請をしました。
アプリの指示通り画面を進めていくと

・現在地
・搬送先の設定
・バイクの特徴
・走行不能内容

などを記入して暫く待つと電話が掛かってきます。
電話の内容は

・現在地の目印になるもの
・目的地の確認
・請負業者の説明
 (社名、ドライバー名等)
・大凡の待ち時間
・車に同乗するかどうか
 (基本的に同乗するサービスは含まれていないらしいです)
・走行距離50kmを超える場合は有料になる事
 (現在地-目的地間の距離)

等々の説明を受けて電話対応は終了です。

今回搬送を担当してくれたドライバーさんはかなり手慣れた様子で、ひょいひょいと手際よくバイクをラッシングしてくれました。
ドライバーさんの話を聞くとロードサービスは結構な頻度で発生しているようです。
それこそただのパンクからクリートが割れた等、様々な理由があったみたいです。
中には実業団のバイクも運んだそうで、その時のバイクの価格が130万近くして緊張したそうですが、後から自分のバイクはもっと高いと話したら信じられないと言われました。

それとロードサービスを要請したらその場から動かないで!とドライバーさんが言ってました。
殆どの請負業者は通常勤務の間にむりくり時間を作って対応しているみたいで、探す時間が増えてしまうと他の業務に支障が出てしまうらしいです。

あまりはっきり書けないお金の話なんかも聞きました。
サービス存続の為にみんなau自転車保険に入ろう!としか言えませんが、中々生々しいのが実情らしいです。

要請をしてから搬送開始まで大凡1時間位掛りました。
業者の方も都合の合間に対応しているので時間が掛かってしまうのはしょうがない所ではありますが、我々ユーザーが増えないとサービスの向上には繋がらないのでみなさん保険には入る様にしましょう。

2017年3月25日土曜日

ウルグシュタルト×オーバーマイヤー シェイクダウンライド 伊豆半島一周


今年も行ってきました。
伊豆半島一周ライド。先週ですけどね。

しかし去年とは違い、みんなが羨む「ぼくのかんがえたさいきょうのじてんしゃ」です!!
写真撮るの下手くそで申し訳ありません。
ウルグシュタルトとマイレンシュタイン・オーバーマイヤーという最強の組み合わせです。

去年はガーミンの充電が力尽きたのでしっかりログが取れませんでしたが、今年はトイレ休憩などで止まってる間は充電をする様にして最後までログを取る事に成功しました。
あと200mも登れば獲得標高が5000m超えたのかと思うと少しやりきれない所もありますが、大変走り応えのあるライドであったのには間違いありません。

去年と同じコース(若干違う)なので熱海を過ぎてから修善寺を目指すために伊豆多賀から山伏峠を越えます。

修善寺を抜けて西伊豆スカイラインを目指す途中にあるだるま高原レストハウスで一旦休憩。
去年は富士山が雲に隠れてしまっていた記憶がありますが、今年はうっすらと富士山が見えますね。
ここで見ず知らずのロード乗りの人とお話。富士ヒルの練習を兼ねてって人が多いですね。
やっぱり三連休の真ん中だったのでロードバイクは多かったです。

レストハウスを出るとすぐ戸田峠です。
ここから南へ向かう西伊豆スカイラインに入ります。今回のメインルート。
森林限界なので木が少ない山岳コースになり、景色が最高にキレイです。
さくさく進んで仁科峠。
去年はペガサスでしたね。

今年は仁科峠を過ぎたらすぐ下山しました。
特に理由はありません。(道間違えただけです…)
ここで松崎まで山道を進んでいれば獲得標高が5000m越えたかもしれませんね。

南伊豆の日野の菜の花畑は満開でした。
向かいのファミマまで匂いが届きます。
ここから下田を通過したらいよいよ始まる死のR135ルート。
狭い道幅…、少ない街灯…、繰り返されるアップダウン…。確実に精神を削りに来るのがR135。
しかも何を思ったのか53/39のノーマルクランクで来てしまったものだから確実に脚が売り切れ状態の小田原まで約80kmの楽しいナイトライドです。

やっぱりね、去年も同じことを思ったけど、下田から輪行でいいんじゃない????
つーか普通はそうするよね?

それを走り切るのが真のマゾロード乗りなので、輪行で帰りたいという気持ちを「ロードってたーのしー!」と誤魔化しながら走り続けると次第に快楽へと…なるわけもなく、普通に辛かったです。
でも熱海を過ぎて、湯河原を過ぎてってだんだん目的地に近づく時の嬉しさは何にも代えられませんよね。
小田原についても更に52km近く残ってるのですからテンションは華厳の滝状態ですよね。

それでもなんやかんやで無事に帰宅したので全て良しなのです。

今回の教訓として、「250km超えるなら50/34にしろ」って所です。
距離的にスピードは重要ではないので素直に楽な方を選びましょう。

2017年3月11日土曜日

さよならターマック ようこそオーバーマイヤー 今年もヒルクラエントリー開始

本当に短い間でしたがターマックは売りました。
ついでにWH-R9100 C60 TUも。

なぜか…?

ヤフオクにlightweight MEILENSTEIN OBERMAYER SCHWARZが出てたじゃないですか?
欲しいじゃないですか???

はい買いましたー。

ターマックを組んだものの、いまいち持て余し感が強かったのと、やはりLWのホイールが欲しいという欲が合わさりターマックを売ってホイールを買おうってなったわけです。
常々言ってましたが元々LWのホイールを買うために貯めていたお金でターマックを組んだので、寄り道はしたけどちゃんと目的地に着いたって感じですね。

はー、今から楽しみでしょうがないです。(まだ届いてない)

勿論決戦用として使う事になりますが、恐らく普段での使用率も高くなると思います。
基本使い倒す精神です。
しかし中古なのでホイールプロテクションが受けれない事を考えれば本当に大事に使わないとイケナイわけで…、などという贅沢なLW特有の悩みを厭味ったらしく満喫しています。

ウルグシュタルトを買った時からずっと憧れていた組み合わせになるのだからテンションはずっとうなぎ上り中。
仕事中はほぼホイールの事しか考えてないです。

たぶん惚気を語りだしたらいくらでも書けるのでここでひとまず終了。
後は届いた時に思いっきり自慢します。

さてさて。

今年ももうそろそろヒルクラシーズンの到来です。

去年は出れなかったMt富士ヒルクライムとマウンテンサイクル乗鞍のエントリーを済ませました。
富士山国際と箱根はまだインフォメーションが出ていませんので静観中です。

オフシーズン中のタイム悪化具合が致命的なので少しでも体を絞ってレースに臨みたい所ですが、3本ローラーの導入を機にみるみる脚がごつくなり平地高速番長になりつつあります…。
今年は去年より全体的に成績が悪くなりそうです…。

2017年2月11日土曜日

茅ヶ崎のワイズロードでバイオレーサー5000を受けたってお話

去年はレースに参加し、今年も元旦の大洗ライドも無事に終え、順調に箱根練を重ねているのですが、毎回の如く股が痛みハイケイデンスだと膝が痛くなりの責め苦と戦い続けていました。

元々ウルグシュタルトは自分に対して大き目のフレームだと認識していたのでガチチビ使用のポジションで今まで走っていましたが、痛みに決着をつけるべくちゃんとした数値に起こしたデータでフィッティングして貰おうと思い立ったわけです。

ついでに上記に加えて最近になってようやく3本ローラーを導入した所、ターマックのポジションががらりと変わってしまったのも要因の一つですね。

まずなぜ茅ヶ崎チョイスなのか。

我が家の場所を考えると横浜のワイズロードの方が近いです。
更に言うなら、お金を気にしなければGROVE鎌倉でBGFを受けた方が一番近所だし確実かもしれません。

横浜ではバイオレーサープレミアムが無いと言う事。今回は5000を受けますが内容が良ければ翌月にでもプレミアムを受けてみるのもアリかな?って考えたら店舗を変えるより同じテンポで行った方がいろいろ都合が良さそうだからと考えての事と、単純に待ち時間が長いと評判があるので景色のいい方が時間つぶしにいいかな?って思った事です。
GROVE鎌倉のBGFは金額的な所とそれについて効果があるのかないのか分からないので先ずはやめておきました。
場合によってはターマックのポジションだしにBGFを受ける可能性もあるかもしれませんけどね。

ワイズロードHP転用
まずは予約から。
バイオレーサー5000以上からは電話か店頭で予約する必要があります。
今回は電話で予約しました。

バイオレーサー5000を受けてみたい旨を伝えると、以下の事を聞かれました。
・来店可能な日時
 →こちらの都合を言った後、フィッターの都合とすり合わせ。
・フレームのメーカー、型式、年式
・ペダルの型式
・シューズのメーカー、型式

当初11日の13:30からとしてましたが、後日ワイズロード茅ヶ崎から電話が掛かって来て時間の変更のお願い云々言われたので同じく11日の11:30からと言う事で落ち着きました。

そして当日。
車で行くか自転車で行くか悩みましたが、帰りは試走しようと思い自転車で行きました。

まず入店。
カウンターでバイオレーサーの予約している云々を告げると、バイクを店内に入れて2階へ通されます。
ワイズロード茅ヶ崎は2階に上がってすぐの所でバイオレーサーを受ける事となります。

案内されてすぐに個人情報を記入し、今の状態で乗っていて違和感があるかどうかやどういうスタイルにするか等のヒアリングを行い、身体測定に入ります。

今回は下記の4点をクリアしたいと思います。
・ヒルクライム多め。レース等も出場している。
・基本的にサドルの前乗りが多いので股へのダメージが半端ない。
・下ハンを握った時に少し遠いと感じる。
・そもそも今使っているウルグシュタルトのサイズは適正なのか不明。

身体測定が終わったのち10分程度待たされて数値の算出が終わりました。
測定を反映した数値。

今までのポジション。
見ての通り私はチビです。
因みに身長に対しての各部位の体の長さはほぼ平均的らしいです。

しかし自身で股下を測定し良くある数字を掛けた場合大凡640mmが適性のサドル高でしたが、なんどバイオレーサーが弾き出したのは612mm。
元々630mmにしていましたががっつり下げられる事になりました。
しかし意外にもヘッドスペーサーには18mmの追加を推奨されています。
バイオレーサーにおいて、所謂レーサーポジションと言うのに今回は近づける事となっていましたが、ハンドルバー落差が大凡半分位になります。ほぼコンフォートに近いですね。160cm代では恐らくこれ位の落差でレーサーポジションなのかもしれませんね。
しかし、クランク長を170mmを使っているのでと前置きされました。本当は165mmがベストですがとも言われましたけどね。
ヒルクラ仕様なので出来れば長めにしておきたいのです…。
唯一変化が無かったステム。99mmを推奨されてますが、現行の90mmのままで大丈夫そうです。

数値は以上の感でシミュレーターでフィーリングの確認。
サドルががっつり下がった感はすごく感じますが確かにペダルの回しやすさは上がった気がします。
最後にサドルの前後を調整して測定は終了です。

ここからがお店によって線引きがまちまちなのかもしれませんが、ワイズロード茅ヶ崎店では実車のポジション確認まで含めてやってくれました。
ローラー台に乗っけて更に確認…、まではやってくれませんでしたが、シミュレーターの数値の落とし込みまでは料金内だったみたいです。

フィッターさんがウルグシュタルトの調整を行いバイオレーサーは終了となりました。

早速帰り道の試走。



確かに踏み抜く力が殺されていない感じはします。但し引き足がかなりつらい感じがしますね。感覚ですが今までとは違う筋肉を使わされている感じがします。
恐らくこれが本来使うべき筋肉なのかもしれません。
サドル高を下げた事により前乗り気味だったポジションも後ろの方にドカッと座る事が出来るようになったので股へのダメージは減っていると思います。

ハンドルが相対的に高くなったのにはちょっと違和感がありますが、推奨の範囲内で上げる下げるは自由みたいなので後々調整をするとします。
落差を少なくしたので下ハンが遠いいと感じる事は抑えられたかもしれません。ステムを交換していないのでそんなに変わってはいないのでフィーリングになりますね。
元々そう感じていただけで適正だった、ていうのが正解だったみたいです。

速度的な変化は大きく見られませんが、楽にペダルを回せているのかケイデンスを上げてもそれほど疲れを感じません。

初めに書いた4点の内、上3つはクリアしたと思います。
ウルグシュタルトが適性のサイズだったのかと言われると、やはり大きいサイズだったと言うのが答えだと思います。
シートポストのメモリ以上に下げる必要があったわけですからね。
そもそもウルグシュタルトは白人基準のジオメトリーというのを考慮すれば、ぎりぎり許容範囲内だったとも言えなくは無いです。
実際には乗れているからだめって事は無いはずです。

以上でバイオレーサー5000のレポートは終わりです。
さっそくターマックにも反映したいと思います。

これで5000円を高いと感じるか否かは人それぞれですが、パーツへの投資を最小限に抑えられるって考えればべらぼうに安いと自分は考えます。

2017年2月9日木曜日

3本ローラー導入 S-works Power carbon saddleの装備


いきなり汚い部屋で申し訳ありません…。

とうとう我が家に3本ローラーがやってきました。
今回購入したのはMINOURAのLiveroll R720です。

 

マンションだし結構音が漏れる方だと思っているので可能な限り静かなローラーがいいなと言う事でのチョイス。
静かさで言えばR800がいいのかもしれませんが、レース等の持ち運びを考えればR720の10kgなら許容範囲かと…。
動画で見るmoz-rollerとか小径のローラーに比べればガラガラ音はほぼ無いと感じています。
むしろタイヤの転がすキュイイーン(コンチコンペの見た目通りな音)って音とチェーンの音の方がうるさいですね。
床には念のため防音マットを敷いていますが、ゴゴゴゴゴ…って音は消えません。たぶん隣の部屋で寝てる人がいればうるさいと感じるかもしれませんね。
今の所は音に関して苦情は無いですが。

さて初めての3本ローラーと言う事で勿論落車しました。3回程…。
しかしどれも転んだのは補助なしで乗ろうとした時に転んだ場合しかないので、バランスが取れるまで補助があれば普通に乗る事はすぐに出来ました。

しかし思っていた以上に自分のペダリングの下手くそさが露呈しましたね。加えてポジションも悪かったのかすぐ膝に痛みが出てきました。
綺麗にペダリングしようと意識し始めてると自分の思ってた以上にサドルを後ろに下げる事になりました。
御かげで今までサドルのノーズの部分と太ももがこすれて痛いと感じていた所も改善し、今ではターマックに乗っても擦れて痛くなる部分は無くなりました。
クリートの位置も微調整を重ねて膝への負担も減った感じがします。
3本ローラーでペダリング云々よりもポジションが改善されるという、目的とはちょっと違うけどいい方向に向かってるしいいかって感じです。

ペダリングはまだまだぎこちなさがあるのでダンシングとか両手離しとかは出来ませんが、片手を離して汗を拭いたりボトルで水分補給が出来る位にはなりました。
これだけでもペダリングが綺麗になりつつある証拠だと思っています。
イメージ的には両手離しも出来そうですが、焦らずしっかりと鍛えてからチャレンジしていきます。

写真だと分かりにくいかもしれませんが、ターマックにS-works Power carbon saddleを実装しました。

乗り心地はいいがポジションがシビアだと噂されているサドルですね。

まだ3本ローラーの上でしか乗っていないので確かな事は言えませんが、確かにフィット感というか座れてる感はかなりいいです。
トゥーペみたいにケツを割に来るスパルタサドルって感じは全くありません。
(トゥーペもしっかりポジションが出ていれば乗り心地はいいらしいですが…)
上に書かれている通り3本ローラーに乗りながらポジションをいじくっていたので、いつの間にやら自分にとってベストな位置に来たのかもしれません。
しかし長距離を乗ってみない事には確かな事は言えませんがね…。

TNIのブラックフェザーも結構乗り心地が好きでしたが、再び孤立してしまいました…。
だけどそれに代わるパワーサドルはもっと座り心地がいいと思います。安くはないサドルですが、軽量化も兼ね備えているのでしょうがないです。

そして珍しく次回予告!!!

ワイズロード茅ヶ崎でバイオレーサー5000を受けてきます!

2017年1月22日日曜日

ターマックの完成 ウルグシュタルトはどうするべきか


勢いで買ったターマックが完成しました。
ゆっくり作っていくって言っときながら組み立ても勢いに任せて組みました。



既に数回走りましたが本日走った箱根をペタリ。

試走から本日までの乗り味をまとめると、

・硬い
・けどその分反応がいいし速度が乗りやすい
・7.4kgになってしまったが重さはあまり感じない

以上の3つが一番感じた事ですね。

硬さはSL4が有名ですね。
兎に角硬くしましたってフレームだと聞きました。そして49サイズは特に硬く多くのチビライダーの股を破壊しつくしたと聞き及んでおりますが、こいつSL5はそこまで硬いとは感じませんがウルグシュタルトと比べるとかなり硬いのかな?って感じますね。
単純に2台のフィールドが違いのでその差なのだと思います。
ウルグシュタルトはエンデュランス系でターマックはレーサー系です。なので求められる剛性のベクトルが違うのです、私の感じた硬さはその差からくるものだと思ってます。

硬いからだめなのか?って事は全くありません。計算しつくされた硬さだと感じています。
これがダメだったらエティックスもアスタナもティンコフ(今は無いが)も使うはずがありませんね。
ターマックはフレーム単体での勝利数で言えばドグマF8よりも遥かに凌ぐと言われているだけあって、勝ちに行くフレームなんだなっていうのが乗っててしひしひ伝わってきます。
私の出力を100%拾い続けてると言えばいいでしょうか。余す事無く全てを推進力にしてるって感じがあります。
私はヒルクラでダンシングを多用するので好きな硬さです。

まあホイールのせいなのもあるかもですけどね。

さてターマックが完成した事によりウルグシュタルトの立場がどうなるかと言うと、見て分かる通りターマックは平坦を想定しているのでちゃんと住み分けは出来ていると思います。
ウルグシュタルトは登り専用にしたいと思います。
じゃあこのターマックは登れないの?と言うとそうではありませんと言いたい。
少なくとも箱根は登れました。基本アウター縛りで登っているのでケイデンスも速度も出ていませんが登れない事はありません。むしろインナーで登れればもっといいタイムが出せるかもしれません。
これがウルグシュタルトの立場が危うい理由です。
重量は7.4kg、ロードバイクで言えば軽いとは言えない部類です。
しかしアウター縛りでも登れるじゃありませんか?
恐らくローハイトのホイールが調達できれば普通に登りもこなせるポテンシャルを秘めていると思いますね。

危うしウルグシュタルト、どうなるウルグシュタルト…。

2017年1月9日月曜日

圧入BBの強い味方 WISHBONE

我が家からドナドナされたペガサスは標準的なJISのBB68だったのでロードに乗り出しの頃はあまりBBと言うものを意識してきませんでした。

次に乗ったウルグシュタルトはBB86の圧入型でシマノからもアダプター無しで売られている圧入としては標準とされているものの一つです。

ここまでは良かった。

実はウルグシュタルトはTOKENの所謂ティラミックのBBを使っていてコレと言った不満は無かったのですが、とある秋葉原にあるお店に寄ってからはBBに拘りを感じ始めました。

RAMON BIKESさんのブログ
合体メカが最強なのは常識だからBBもね、のはなし

去年の秋頃か車でアキバに買い物に行ってる時にふと目に入ったedcoホイールを看板にしている自転車のお店。
edcoが好きな自分は駐車場を探して早速入店してedcoについて語ってる最中に台湾のBBメーカー「WISHBONE」についてもお話が聞けました。

特徴を簡単に説明すると、左右の圧入BBをネジで連結させましょうっていう代物で、それによる同芯度の向上や剛性も勿論の事、BBが連結されたことにより左右バラバラの負荷が掛かってたのを平均化してフレームへのダメージを均一にしましょうって事みたいです。
更にネジで圧入されているので当然抜き出しも簡単なのでシマノのホローテックⅡ用の工具を2丁持っていれば叩き出す作業も、無駄に高い専用工具も買う必要がありませんし、抜き出しの際のBBへのダメージも無いので再利用が可能と言う実にお財布に優しいメーカーなのです。

三行でまとめると

安い
簡単
強い!

ステキな三拍子ですね。

安いと言っても1セット大凡1.5万円~1.8万円です。
(規格によって差があり、店頭で買う場合はもう少し値上がります)
しかしベアリングはG5レベルのセラミックベアリングが使われているので、それを考慮すればセラミックスピードとかに比べれば破格とも言えなくはないですね。

で、さっそく安く買うために台湾から輸入してインストール。
ウルグシュタルトは去年の購入だったので年納めライドと大洗ライドはWISHBONEでした。



まず分かっていた通りティラミックよりもWISHBONEを圧入する方が遥かに楽で、抜くのもちょちょいのちょいで終わる素晴らしさ。
やはり何においてもメンテナンス性の高さと言うのは重要ですね。

ただしウルグシュタルトはBBシェルがカーボンなので恐らく経年劣化でフレームが先にイカれる可能性が高いです。覚悟の上でのインストールという事で…。

いつもの事ながら使用感は数字的な変化は語れないのでフィーリングの違いになってしまいますが、まず言わせて欲しい。

みんな2万円用意してWISHBONE買いに行け!!!
WISHBONE プレスフィットBB (G5セラミック) SHIMANO/SRAM対応ロードバイク用 
露骨に宣伝します!!!

そう、数字とかそんなの以前に乗り心地とかペダリングのフィーリングがかなり変わります。
JISとかBSAが未だ存在しピナレロも変える気が無いのはねじ切りによる同芯度の高さや剛性の高さを損ないたくないって言うのを納得させてくれる位には素人の自分でも感じ取れるレベルで変わります。
正直な所少し硬くなり過ぎでは?って感じる位に剛性はあると思ってもらっていいかもしれません。ダンシング時の反応の良さは抜群に良くなります。
ダンシングだけじゃありませんシッティング時のペダリングでもそりゃくるくるとくるくる回ります。
ギアが○枚分軽くなったって言う感じの良さでは無く、力が満遍なく伝わってる感の良さですね。

恐らく非連結のセラミックスピードでもこのフィーリングは得られないでしょう。他社のBBも同様です。
連結されるという心強さ、ありがとう。

ウルグシュタルトはめでたしめでたしで終わったのですが、問題児のBB30を抱えてしまっている奴がウチいるわけで…。

ターマックはOSBBとされていますが実質BB30です。
SL4は音鳴りで悪評が高かったですが、ウチのはSL5なので改善されたものらしいです。
それを抜きにしてもBB30は総じて悪評ですね。
今まで使った事が無いので何がダメなのかは知りませんが、その悪評を払拭させるべくターマックもWISHBONEにしてしまおう計画が持ち上がりました。
ついでにシマノクランク用のアダプタも付属されてませんでしたからね。

WISHBONEはほぼすべての規格に対応しています。
WISHBONE対応表 (代理店コリドレー社のページです)

スペシャライズドを探してみると…。
なんで二つもあるの…となってしまいますがフレーム側の幅と径を図ればいいだけですね。
ターマックはBB3024という型式の物を買えば問題ありません。

ターマックには元々セラミックスピードのベアリングが圧入されていましたが、すぐ取り外してWISHBONEをインストール。
ここまでは良かったのですが、事前調査なしでやったもので、BB30にはベアリング受けようのスナップリングがあるというのを知らずそのままWISHBONEを入れてしまい、クランクの長さが足らず「???」状態でしたが調べてみるとスナップリング外してね的なサイトが出てきたので事無しを得ました。

無事2台ともWISHBONEに交換しましたが、ターマックはまだまだ部品が足らず組み立てきれないので試乗はまだ先になりそうですね。

2017年1月3日火曜日

大晦日走り納め箱根ライド+元旦大洗ライド+WH-R9100 C60 TU

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

本当は別の記事にしたかったのだけど、年末年始は忙しくまとまった時間が取れなかったのでまとめてしまいます。

まずは

年納めの箱根ライド



以前走ったのと同じ箱根を一周して大観山でお終いのルート。
さすがに二度目だと結構すいすい登ってしまった感じがしますね。
それに同じように走り納めに来ていた人が多かったと思います。なのでひょっとしたら自分がぬるぬる登ってるのを誰かに目撃されているかもしれません…。
年末でも既に箱根駅伝の垂れ幕は出ており、時期的にも人も車もかなり多く芦ノ湖はほぼまともに走れない状態でした。
大観山に着けばかなりの自転車乗りの人が休憩しててラウンジの前はロードバイクに溢れる状況になっていました。で、案の定ウルグシュタルトはガン見されます。
幸い路面凍結はありませんでしたが全体的にウェットだったので結構ゆっくりペースでDHしていましたが多くの自転車乗りはレース感覚で飛ばして下っていたので「ようやるわ・・・」って感じで見てました。

転んでからじゃ遅い!(経験談)

旧道でも車は多かったですし、何よりレースでは無いのでDHは安全第一を優先してゆっくりでいいと自分は思ってます。
ヒルクラレースでも落車するのはDHが殆どです。(経験談)

帰り道も殆どちんたら走り走り納めました。
残念ながら富士山には嫌われてます。

続いて

元旦大洗ライド



これも去年と同じコースになります。
去年はガーミン様が不機嫌だったのでログがまともに取れてませんでしたが、今回はしっかりと全部ログが取れました。
実走距離が271kmもあった事に自分でも驚きでした…。
荷物に加えて今年もほぼ北風だったので速度はあまり出ていません。

そしてとうとうWH-R9100 C60 TUが届いたので早速装着しました。

まずは東京湾フェリー
今年は自転車率が結構高かった気がします。特にロードバイクが多かった。
クロスとかミニベロとかもかなりいましたよ。
そんな中、自分のウルグシュタルトの放つ存在感と来たら…、並べると目立ちますね。
初日の出もしっかりと納めました。
今年はしっかりと勉強して甲板には出ないで船内でぬくぬくしてました。夏場なら甲板は気持ちよさそうだけどねー。
東京湾フェリーはバイクと自転車を先に搭乗させるので席が選び放題なので覚えておいて損はない豆知識でした。

下船してからの長狭街道は路面に霜が降りており、鴨川側に出るまではかなり慎重に走りました。
相変わらず走りにくい道路で、元旦だから車の数も少なくふらふら走ってても大丈夫でしたが普段は車も多そうだし路面を見る限りトラックも多そうなのであまり走りたくはない道路という印象があります。

鴨川に出てからは死の向かい風ライドの開始です。




前回は急ぐ余り昼飯をコンビニで済ませてしまいましたが、ある程度ペースが分かっている今回はしっかりとお店に入りお昼ご飯を食べました。
写真の「汐見」って居酒屋っぽいお店が目に入ったので寄ってみました。
地元なじみっぽい人たちが酒盛りをしており、ぼっちの自分は居た堪れない感じになってました…。
今回はアジフライ定食を頼みました。かなりボリューミーで美味しかったです。
写真はありません雰囲気が許さなかった…!
知っての通り元々まり写真は撮らないので許してください。

途中で飯岡刑部岬によって休憩し銚子を超えたら怒りのR124とR51、ただただ只管平坦な道を進むだけです。
九十九里の曲がりくねった平坦道もあまり好きじゃありませんが、カーブもほぼ無い平坦もあまり好きじゃありません。
ずーっと先まで道が見えてるとあそこまで行くのかーって気持ちで萎えちゃいます。
好きな人は好きなんだろうけどね、山育ちだから斜面が無いと生きていけません。

何やかんやで大洗に着き一泊してお参りしてごはん食って帰りました。



で、今回初となる9100シリーズのホイールですが

9000とは別物になったという印象があります。
9000ではC35とC50を使ったので今回のC60とは少し性格が違うってのもありますが、まずは乗って転がした時の地面から拾うノイズの少なさにニヤケます。
タイヤが25mmなのもあるのかもしれませんがC35、C50も25mmで乗ってたのでそこは差し引いて考えてもかなり乗り味が変わりました。本当にマイルド。

かといって剛性はむしろ上がってる印象で、勿論60mmハイトなので縦剛性はかなりあると思います。今回荷物があったのでそこまで速度は出してはいませんが、区間的に一気に加速してみたりとかすると力の掛かり方が変わった感じがしますね。
横剛性はサドルに荷物があったので正直そんなによく分かっていません。とは言っても倒して踏み込んだ時に出る勢いはディープホイールそのものって感じでなんら不満はありません。

ブレーキに関してはシューも新品だしあまり参考にはならないかもしれませんが、C50やフルーカと比べてかなりしっかりと止まる印象です。
なので恐らくですが高速域でのブレーキには気を使わないとダメかもしれませんね。

LWのホイールとかも憧れはしますが、確実にいい方向へ進化させてくるシマノのホイールも負けてはいないと思います。というか、9000シリーズはツールを走る中でトップの使用率なのですから、そこから進化させてるのだから不満があるはずがありません。

安くは無いけど買って良かったなってホイールですね。

ただラチェット音が今までのシマノっぽくない感じがします。あまり静かじゃありません。
フリーハブは変わってないと思うのだけどね・・・?

そんなわけで無事新年早々のライドも終えたので、今年もバンバン走りたいと思います。