2017年5月15日月曜日

思い出したかのようにLightweight URGESTALTとMEILENSTEIN OBERMAYERインプレッション

ウルグシュタルトとオーバーマイヤーのインプレッション
ウルグシュタルトをアッセンブルして1年と半年、オーバーマイヤーを入手してから大凡2000kmを乗り倒したので使用感をまとめます。

ウルグシュタルトが2014年にリリースされてからウルグシュタルトとオーバーマイヤーの組み合わせを個人所有をされている人は少ないと思われます。
少ないと言うかメディアで所有をアピールしている人が少ないと言うのが本当の所で、少なくとも購入されたというショップの記事をちらほら見つける事が出来るのでワタシ以外の所有者はきっとアピール控えめな大人な人が購入されているのかもしれません…。
ワタシは自慢したくて仕方ないのでゲロゲロとウルグシュタルトの自慢を吐き続けますけどね。

それはさて置きウルグシュタルトとオーバーマイヤーを素人ながら使用感を掘り下げていきたいと思います。

まず誰もが気になる乗り心地。
乗り心地に関しては文句なし。剛性に定評のあるオーバーマイヤー。ホイール単体でも乗り心地がいいと言われていますが、残念ながら他社フレームにオーバーマイヤーの組み合わせをまだ乗った事が無いので比較は出来ません…。
しかし今まで乗ってきたロードの中では抜群の乗り心地で、平坦メインであればどこまでも走行距離を伸ばす事が可能と思わせてくれる程です。
レーシングメインのフレーム特有の突き上げるようなノイズが少なく、メーカーが謳っている通りグランフォド等の速度を求めると言うより長時間を快適に乗る事をフォーカスされているなと思わせてくれます。
後でも語るつもりですが、逆を返すとレース場面では少し物足りないかも?と感じるかもしれません。

続いて反応の良さ、加速、巡航、登坂力等々、のまとめ。
登りに関しては軽さのアドバンテージがあるので有利に働くかもしれませんが、平坦や下りはあまり得意とは言えないと感じました。

オーバーマイヤーが中心の話しとなりますが、平坦から説明をしますと、軽量バイクの宿命とも言える事で加速はいいけど速度が乗らないのです。
速度が乗らないと言う事はそれなりの負荷を踏み続けないとイケナイので、それなりの身体能力を求められる事となります。
そこでよーく思い出してほしいのですが、「プロでも自費購入するほど」と言うフレーズに違和感を感じませんか?
最近のツールなどでロゴ消しのオーバーマイヤーを見たことありますか?
同社のオートバーンは未だTTで使用されている選手はいますが、オーバーマイヤーは見たことがありません。
と言うよりオーバーマイヤーがと括るのが間違いで、そもそもプロの中で軽量ホイールは求められていない可能性が非常に高いです。辛うじてシマノのWH-9000-C24が使われていた位です。
(補足としてセットで1200g以下を軽量ホイールと想定して書いてます)
つまり平坦で無駄に脚を使う事となる軽量ホイールは時代遅れの産物になりつつあるのが世間の流れで、軽量ホイールの長たるオーバーマイヤーは裸の王様状態なのです。
ワタシがよくツイッターでWH-R9100-C60を売ってしまった事に後悔をしていると言ってるのは、実体験からくる性能の差を感じたからなのです。

長くうだうだ書いても飽きられてしまうので、ここら辺で平坦についてまとめると、高速巡航を求めるなら最新の有名ドコロのホイールを買った方が絶対に幸せになれます。
これは間違いなく自分の中の素直な感想です。

では登りではどうか?
完成車状態で装備品を除いた状態で6.2kgとなったウルグシュタルトとオーバーマイヤー。
勿論登りはかなり楽です。特にシッティングでケイデンスを上げて登るのは大得意です。
しかし残念な事にダンシングはあまり得意ではありません。
見たまんまなのですが極細のシートステーに、実は肉薄のチェーンステーは高剛性のオーバーマイヤーを想定して作られているのか、かなりしなる作りになっており、かなり力が逃げる印象があります。言い方は悪いかもしれませんがオーバーマイヤーの剛性に任せっきりと言えます。
今の所、数名の方に試乗をして貰ったのですが、みんなダンシングの反応がいいと言ってくれます。特に車体の戻りが自然と好評を頂くのですが、恐らくそれはオーバーマイヤーの御かげです。
他社のホイールを使ってダンシングをすると絶対にブレーキタッチします。特に重量級のホイールとの相性は悪く登りの最中でダンシングをすると体感出来る位しなります。

あれ? じゃあオーバーマイヤーを履いてればダンシングは得意なんじゃないの?って思われるかもしれませんが、細かく言うとオーバーマイヤーは得意であってウルグシュタルトは苦手と考えてもらえれば分かりやすいです。
確かにオーバーマイヤーの剛性はダンシングの軽快さを良くしてくれますが、ウルグシュタルトで相殺してしまっているって感じです。その上で軽快さがプラスに振れていればいいのですが、マイナス気味に感じてしまっているのが現状です。
その原因は初めに言ったようにレースシーンはあまり想定していない事だと思われます。

下りはどうか?
正直下りは攻められない。
軽さと剛性を追求しているので操作面がかなりストイックになっています。
このストイックさは下りのコーナーで怖いと感じさせるぐらいシビアで路面の状態が悪いとハンドルが持って行かれそうになる感覚があります。
更に言うとストレートの下りでも70、80km/hとなってくると急に路面のノイズを拾い始めハンドルが落ち着かなくなるのでかなり怖いです。
もっと更に言うとオーバーマイヤーのブレーキのストッピング性能はいいとは言えないので制動距離をかなり長く見積もる必要があるので日本特有の九十九折はものすごーく苦手です。
一点フォローを入れると耐熱に関してはかなり優秀であざみラインの下り始めから6km地点までブレーキかけっぱなしでも耐えられました。

ここまで読まれていれば分かると思いますが、そこまで高性能じゃないのね?って感じられるかもしれません。
これは方々でよく言ってますがレースに出るならピナレロとかスペシャ等のレースモデルを買った方がいいです。
常に進化を続けるフレームに対して2014年から進化が止まっているフレームの差は歴然です。
この先もオーバーマイヤーが進化をしない限りウルグシュタルトは進化はしないと思われますし、オーバーマイヤーも現状からモデルチェンジの予定は無さそうです。
各社ホイールもどんどん進化を進めているので70万、60万出してオーバーマイヤーを購入するより各社の30万前後のハイエンドモデルを購入した方が後悔しないかもしれません。

現時点でウルグシュタルトとオーバーマイヤーを購入するメリットとは何か?

ブルぺやグランフォドまたはキャノンボールとか等を考えてるなら、軽さと高剛性を両立させ、かつ快適性を手に入れたウルグシュタルトとオーバーマイヤーの組み合わせは絶大な効果を見せてくれるかもしれません。

が…、

何より自慢出来るでしょ!!!!

これに限りる!!!

ウルグシュタルトを日本国内で何人購入したか不明確なうえ、更にオーバーマイヤーでアッセンブリをしたバイクはかなりレアだと自負しています。
卑しいかもしれませんが、出先でちやほやされますし、声を掛けてこない人でも視線を釘付けに出来るのはかなり気持ちのいい事です。

だけど今の所は被害に遭ってませんが盗難のリスクもスバ抜けているので油断ならないのは確かで長時間離れるという事は出来れば避けたいですね。
とは言え一緒に走った事のある人なら分かるかもしれませんが結構油断気味だったりします…。

何だかインプレッションからかけ離れてしまった感がありますが、本当に欲しいから揃えたいと言う人以外はあまり購入するメリットはありません。

購入欲と所有欲を満たしたい方にはお勧めします!

2017年5月6日土曜日

行ってきました渋峠!

ずっと行きたいと思っていた渋峠に行ってまいりました!



前日に道の駅あがつま峡で車中泊をして5時少し前からゆっくりと草津を登っていきました。

渋峠に行く途中には火山規制区間があるので開通時間に合わせていたつもりでしたが1時間近く早く殺生河原に到着したため暫く待機する羽目になりました。



殺生河原もかなりの絶景。
開通時間まで待っているとちょいちょい自転車勢も登って来たのでみんな喋りで時間つぶしをします。
やはり車中泊する人は多いみたいですね。自走で来たって人はそれ相応の重装備なので登りは本当にきついって言ってました。

午前8時になり開通して渋峠まで勢いで登ります。なので(いつも通り)写真はありません!
道中も本当に景色よかったよ!!

殺生河原から1時間掛からずに渋峠に登頂。

国道最高地点でパシャリ。
朝一でしかも草津側は恐らく一番目の登頂なので他の自転車乗りはいませんでした。


もうしばらく進めば渋峠ホテルです。
ホテルの中で証明書とパンを購入し他の自転車が来るまで休憩していました。
少し長めに休憩していても2人位しか登ってこなかったので下山を始めます。

やっぱり朝が早すぎたのかこれから登るって感じの人の方が圧倒的に多く完全にタイミングを誤った感じになりました…。

長い下りを終えて道の駅に戻ると丁度12時頃だったので、温泉に入り昼ご飯を食べて帰宅しました。

今回は短距離で峠が一つだけだったのでアッサリ終わってしまった感がありますが、登り応えも景色も良しなのでまた暖かい時期にもう一回来たいと思います。

2017年5月1日月曜日

富士山2.9ピークス

自転車初めたての頃にツイッターで富士山3ピークスなるものを見て以来、いつかはやってみたい…と思っていたので実走してきました!



1ピーク あざみライン
4:30頃 道の駅すばしりスタート