2019年5月26日日曜日

木崎湖キャンプと乗鞍初め

今年も木崎湖自転車祭りに参加するべく木崎湖に行きました。
併せて岐阜側から登る乗鞍スカイラインへヒルクライム。



まず土曜日の木崎湖。

朝の出発時間が遅れた事もあり、今回も木崎湖周辺を周れなかったのですが、折角なので木崎湖でキャンプをしてきました。
前回の記事に書いた様にキャンプにするか車中泊にするか悩んでいましたが買った道具も使わないと勿体ないですしキャンプをしようと決めました。

木崎湖には13時頃到着。
管理棟のある駐車場に車で入っていくとスタッフさんが駐車スペースまで案内してくれました。
車を止めたらチェックインをして先ずの目的であるヒトミンさんとわいこさんへ挨拶。
丁度たかまるさん(もてぎエンデューロでチームメイトの方)も挨拶に来ておりお久しぶりの挨拶を済ませてからテントを設営。


前回と違い週末という事もありそれなりにキャンパーは多かったです。
しかしオンシーズンに比べれば大人しい方なのかな?

テントの設営も3回目にして慣れたのですいすい終わりました。
当初の予定だったら午前中にはテントを設営して午後から木崎湖周辺をサイクリングするつもりだったのですが、寝坊+地味に渋滞もありすっかりそんな時間も無くなってしまったので小熊山1本で終わりにしました。



ヒルクラを終えてからすぐに薪と晩御飯の準備に入ります。
メタルマッチは面倒だと判明したのでバーナーの火でフェザースティックを燃やして焚き火にしようとしたのですが、バーナーだとフェザーの燃え尽きるのが早くて火口として機能しないという事を学びました…。
フェザースティックは諦め次に用意したのは成型炭。
成型炭をバーナーに置いてみると、すぐ成型炭の一部が赤くなりそこから空気を送ってあげればあっという間に赤い部分が広がりました。
赤くなった成型炭の上に薪を重ねて更に空気を送れば見事に着火しました。
成型炭はかなり優秀ですね。火口にも暖にも料理にも使えます。
更に備長炭も用意していたので早速使ってみる事に。
ゆるキャンに書いてある通り火が付くのがかなり遅いですが長時間燃えていますね。

写真の左のコンロが備長炭で右が薪です。
左のコンロは木崎湖に向かう途中のカインズで購入。
木崎湖が直火NGな事と、コンパクトグリルは料理するには割と使いずらいと感じていたのでしっかりとしたコンロが欲しいと思っていたのです。
備長炭は料理が終わって寝る直前までずっと写真の様子で全く消える気配がありませんでした。
冬場のキャンプなら焚き火とは別に備長炭をストーブ代わりにしてもいいのかもしれませんね。

それはそうと今回の晩御飯はご飯とマスの塩焼きと安納芋のホイル焼きです。
マスはスーパーで購入。
内臓は残っていたので捌いて下処理。

ご飯は一人で食べきれる様に半分以下(0.5~0.75合ぐらい)の量にして炊き、マスは塩を塗りたくってそのままコンロへ。
芋はホイルに包んでじっくりと焼き上げます。


前回の時も改善の余地ありと言いながらも食べられる位にはコメが炊けましたが、今回も案外さっくりとコメが炊けました。
ご飯を作るのって難しそうに先人達のブログには書いていますが、やってみると案外出来るもので割と簡単なキャンプ料理なのではないかと薄々思ってます。
難しいというより改善の幅が大きいといえばしっくりきますね。

ご飯を食べ終わる頃に安納芋が程よく焼けたのでおやつとしてもさもさ食べて、諸々片付け終わったらぼーっとする時間の始まりです。


ぼーっとするついでにgoogle pixel 3a XLを購入したので夜景モードで遊んで満足した所で就寝…の筈が近くのキャンパーがうるさくて2時近くまで寝れない始末。

お酒を飲んでも飲まれるなって感じです。
しかも談笑じゃなくて割と雰囲気の悪い喧嘩一歩手前って感じなので尚更寝付けず、最終的に全く関係ないワタシがキレて「他所でやれ」と言ったら静かになったので寝付けました。
いい迷惑です。

翌朝。
清々しい朝とは正にこの事。
湖畔の雰囲気と新緑の匂いが何とも言い難い清々しさをアピール!

この日も若干寝坊してしまったので早速お片付けといきたいのですが、私のテントでヤゴが羽化し初めましてですね…。

初め2匹だけかと思ったら至る所にヤゴが引っ付いていまして…。
一匹ずつ丁寧に捕獲して近くの木に留め直してあげました。
10匹前後はいたかもしれません。

ヤゴさんに退去して貰ってからササッとお片付け。
お片付けが終わる頃には木に戻したヤゴ達は既に抜け殻になっておりトンボの姿はありませんでした。
羽化中に触って大丈夫なのか不安でしたが成虫になってくれて良かった。

車で平湯駐車場まで移動して早速乗鞍を登ります。
異例の暑さもあって畳平も5月では珍しく気温が15℃以上あり、DHも上着を着ると暑い位でした。

もう何度も来た場所ですが、何度来ても絶景に感動する場所ですね。

以下はDH中に撮影した写真です。













いつもみたいに一気にDHするのが勿体ないですね。
1カーブ毎全てがクライマックス状態です。

DHが終わったら毎度の渋滞にハマり帰宅しました。

次回は渋峠に行こうと思ってます。6月末~8月辺りです。まだふわっとしか考えていません。

もし一緒に行ってみたいって方がいればツイッターの方にDM送って下さい。

2019年5月9日木曜日

初めてのソロキャン 本栖湖 浩庵キャンプ場

放置してた?
ノンノン

ほら、今ちゃんと書いてるでしょ?
おーるOK!

元旦から早5ヶ月が過ぎ、2019年の2発目の記事をしたためていきたいと思います。

元々ソロ傾向が強く遠征時は車中泊という弾丸スタイルで自転車を楽しんで来たワタクシ。
そんな中でアニメの「ゆるキャン△」はワタクシにキャンプもいいんじゃね?という選択肢を与えてくれたアニメです。いいアニメです!(宣伝)
でも実はキャンプというより野営に興味を持ったのはもっと遡る事あの番組「MAN vs WILD」です。
さすがにサバイバルは無理ですが…。あのベア・グリルスのまずそうな顔を見る度にいつかはキャンプ?をしてみたいなと思ってました。

ゆるキャンを見終えてから暫くしてキャンプもいいなと思いつつちょこちょこアイテムは揃えていたのですが結局使う機会が無いまま部屋に凍結されていました。
加えてやはり車中泊勢としてはキャンプ地の確保やテントの設営、食事の用意、暖の確保等、正直煩わしかったのです。
そうやって車中泊勢として過ごしてきたのですが来る2019,4,27「もてぎエンデューロ」で初披露となったテントとバーナー、コッヘル等々、更にエーライトのチェアを購入し実際に使用してみると割といい…。良かったのですよ!
やっぱり道具は使ってみないと良さは分からないものですね。

丁度今年のもてぎエンデューロは雨でレースが始まると次第に天気は回復していきましたが、風が強くなりたまに雨がぱらつく場面もありました。
ヒトミンさんの持参したタープテントでも十分間に合っていましたが、濡らしたくない荷物置きとしては十分活躍できたのではないかと思います。

大いに活躍した!という程でも無いですが、実際に広げて使ってみて勿体ないなという感情がふつふつと沸いてきました。
エンデューロが終わり、日々ちょいちょいとしたライドをしてGWを過ごしピーク時を抜けた今こそキャンプでしょ!と閃いたわけです。

キャンプ地をどこにするか最終的には渋峠付近の山田牧場キャンプ場か本栖湖の浩庵キャンプ場に絞り、近場の本栖湖にしようと決めました。
富士山近辺は週末だけの弾丸ツアーが可能な範囲なので渋峠に行ってしまうのはアリだったのですが、万一のエラーがあった場合にフォローしやすい近場がいいかなという判断です。

キャンプ当日。
浩庵キャンプ場は平日にも関わらずキャンパーで割と埋まっており、車を挟んでお隣さん程度の込み具合でした。
GW中は120%稼働で車の乗り入れは出来なかったと聞きました…。恐ろしい…。

良さそうな場所を確保してまずはテントの設営ですね。

ワタクシのテントはキャプテンスタッグのテントです。

グランドシートはロゴスのものですがサイズはピッタリなので十分使えました。
テントは5から6人用とソロとしては大きすぎなサイズですが大は小を兼ねるというチョイス。
結構荷物をどかどか入れても余裕で寝るスペースが確保できたので間違った選択ではなかったかなと思っています。
ただテントを張るのに一人だと若干苦戦します。慣れてる慣れてないじゃなくて単純に大きさ的にもう一人いた方が楽という感じ。
結局は慣れでカバー出来るとは思いますがポールを張る時は特に一人だと辛かったです。

それと先人たちの噂通り本栖湖の岸サイトはかなり地面が硬く付属のアルミペグが2本程曲がってしまいました…。
予め用意しようとは考えていましたが思ったよりも高価なので次回でいいかと甘く考えていたのが失敗です。
スチール製の長めのペグとそれなりに重いハンマーの用意をしておいた方がいいです。
リンちゃんみたいに石で叩いていけるなんて事はほぼありません。

テントを張り終えたら小物の準備です。

まず上二つはリンちゃんチョイスよりも若干背が高いものを選んでいます。
大した理由は無く背が低い椅子だと立ったり座ったりが少し面倒かな?って考えたからです。
小さいのに座ってないので良かったどうかは分かりませんが椅子の座り心地は抜群です!
正しく包まれる感がええわぁってなりました。
テーブルは椅子に合わせた高さです。少し低いかな?とは思いましたが座りながら作業をしても違和感は無かったですね。


火器周りはこんな感じ。
今回コッヘルの出番が無かったですが、これだけあればなんとかなると思います。
今回お米をハンゴーで炊くという初めてのチャレンジをして見事に成功?となりました。
一人で食べるには多過ぎた位ですが余りはおにぎりにして翌朝頂きました。
ひとまず食べられるごはんは出来たっていうレベルなので改善の余地は大いにあります。次回はもっとふっくらご飯を目指していきたいと誓います!

スキレットとグリルでビーフをじゅうじゅう。
当初薪の消費スピードの速さにビビりましたが、後半は割と安定して火を維持する事に成功し念願のキャンプステーキにあり付く事が出来ました。
GW後という事もあり処理されてない炭や薪が散乱されていたのも救いでしたが、ちゃんと処理しないとダメだぞ!


ナイフは人気ドコロのオピネルです。
カーボンスチールなのは単純にお値段です。
サイズは大は小を…という事で決めました。


しかしこのオピネルさん。
購入する時は全く何も考えていなかったもので、実はかなり繊細なナイフらしく割とガシガシ使えないみたいです。
薪割は出来ましたが太い薪を割ろうとすると刃と柄の付け根部分がすぐダメになってしまいました。冷静に考えればフォルディングナイフで割るなよって感じですね。反省しています…。
更にカーボンスチールという事もあり使用後の手入れと油塗をしないとすぐ錆びます。
しかも柄がブナで水に浸かり続けるのも苦手としています。膨張し刃が出せなくなるみたいです。
膨張に関しては使用前の儀式としてオイル仕上げが必須と言われていますが、ベテランブログによれば無意味、むしろ愚行とまで書かれていたり、別の所ではやっても意味がない、効果を感じない等の意見もあり単純に使い方に気を付けるだけだしやらなくていいやと決めました。
黒錆び加工も同様で使ってたら結局すぐ剥げるらしいのでやりません。

それはそうと薪割用にもっとハードに使えるナイフか鉈、斧は用意しておいた方が楽になりそうですね。

今回のキャンプで一番楽しみにしていたのはメタルマッチです。


ベア・グリルスに憧れいつかはやってみたいと思ってました!
結果的には火は付いたものの思った以上に難しいのコレ!
初めは火花すら出ないし、火花がやっと出ても全然火にならないし…。ベア・グリルスってすごかったんだなって痛感しました。
火花を出すコツはマグネシウム棒の方を引く事と金属の方も引くと割とうまく出た気がします。
後はナイフの背等の長いもの等を使う事と楽ですかね?
火口もティッシュや新聞等燃えやすい紙系のものが一番手っ取り早いですね。

一通りの道具を使って満足したらテントに籠って就寝。
寝袋は車中泊でよく使っている奴です。
しかしここで問題が…、やっぱり寝袋の下にシートかコットは欲しい…。
地面のゴツゴツ感では十分な睡眠は取れた気になれず、眠りも浅かったのか5時に一回目が覚めるのも車の中で二度寝をしました。
寝心地もだし、冬用とはいえひんやりと地味に来ますね。


目が覚めてテントなどをせかせか片付け、おにぎりをぱくついてからあざみラインを登って帰ってきました。
あざみラインを下ってる最中にシマノレーシングの人とすれ違いましたよ。
JPTの富士山ステージに向けた練習ですかね?


次回に持ち越しの問題は多々あるものの初めてのソロキャンは悪くないデキだったと思います。
ただし手間とかお金を考えたらホテルで良くね?ってなりますし、ホテルでいいなら車中泊にするわ…ってなるので何がベストなのかよく分からなくなりましたが機会があればまたキャンプをしたいと思います。
因みに次回は木崎湖自転車まつりに併せて乗鞍に行く予定なのでキャンプにするか車中泊にするか思案中です。

2019年1月3日木曜日

元旦身延ライド

一年というのは早いものですね。
あけましておめでとうございます。

私がブログをさぼり始めたのは去年の5月、乗鞍一発目の時以降全く更新をしていませんね?
単純に忙しかったとか、金銭的に…とかいろいろあったのでネタにする事が少なかったとも言えるのかもしれません。

ごめんなさい。嘘です。

確かに去年の遠征はレースにほぼ出ていないこともあって少なかったのは事実ですが、結構いろいろ行ってたと思います。
特に乗鞍ですね。
結局去年は3回行ったのだろうか?

どんだけ行くんだよって思われるかもしれませんが、行きたいのだからしょうがないのです。
私のDNAに富士山に次いで登らないと息が出来なくなるリストに追加されたのだからしょうがないです。
それにウルグシュタルトのイラストを描いていただいたヒトミンさんが懇親会を催してくれたのも乗鞍に行くいい動機でした。
去年を一言でまとめると乗鞍充ですね。

それはさておき、今年の年始ライドは身延へ行ってきました。





身延へは既に一回行ってます。
正しく去年の5月だったような気がします。

なぜまた身延なのか? 大洗ではないのか?
答えは単純で大洗のホテルを取り忘れただけです。

それなら新しく別の行ったことが無い目的地でもいいのでは?とも考えましたが、そこら辺は気分なので深い理由はありません。

さて今回のルートは既に一回は通ったことのある道が多いです。
箱根、乙女峠は言わずもがな、御殿場からスカイライン、富士宮からの南部町と身延、本栖湖と朝霧高原。
なので時間やペースなど凡そ把握出来るコースだったので慌てる事のない落ち着いたライドだったと言えます。
 乙女峠からの富士山。
若干雲があるものの天気に恵まれた元旦で富士山もはっきりくっきりです。
写真の車の隣にはカメラを構えた人がずらっと並んでいました。

御殿場を過ぎてからの富士スカイラインは今回の山場になる予定でしたが、思ってた以上んに気温は上がり、凍結はほんの一部のみだったので拍子抜けというか何事もなくて良かったというか…。
 ただし富士山は雲に隠れてしまいました…。

スカイラインの西側はかなり鬱蒼としているので路面凍結も多く結構ハラハラでした。
ただでさえ荷物で重心が上がり気味だったのでカーブがかなり怖かったです。

富士宮まで下りてしまえば残りはオマケみたいな物で桜峠もサクッと登って















あっという間に山梨の南部町へ到着。
南部町に入るや否や日もすっかり沈み年始恒例のナイトライドです。
大洗ライドの様に長時間のナイトライドって訳でもないので気が楽なものです。
ただ5月走った時にも思いましたが、南部町から身延、下部と細かいアップダウンが続く道で伊豆をイメージさせますね。
なんだかんだ走ってきて疲れた身には結構応える道です…。
南部町に入って内船駅のデイリーで一休みして身延まで一気に走り抜けました。
身延線の沿線はコンビニが極端に少ないし、食事が出来る所もかなり限られているので、走りに来る機会がある方は休憩ポイントを予め決めておく事を強くお勧めします。

今回止まったのはみのぶインです。
小さい外観の割に部屋はしっかりとしていて綺麗です。
更に自転車のお客さんにもある程度の理解がある感じなので割と楽にチェックインが出来ました。
勿論、輪行バッグに自転車を入れて部屋へ持ち込みです。
ホテルの近くには22時までやってるコンビニと0時までやってるランドリーがあります。
ホテルにはランドリーが無いので注意してください。

翌朝。
身延山の久遠寺で初詣。




 お分かりの通り私のスマホのカメラが壊れてしまっているので半分ぼやけてしまっています…。
早いとこ修理に出さないと…。
でも夏まで我慢すれば買い換えなんだなーって思うと別にいいかな?って思っちゃいますね。
キャラボードにはリンちゃんとなでしこの声優さんのサイン入りでした。

久遠寺を出たら本栖湖を目指します。
途中本栖みちでヒルクライムがありますが斜度はそこまできつくはなく距離が長めなのでミニベロでも登れてしまうかもしれませんね。
キャンプ道具を載せてたら登りたくはないですが…。

本栖湖も観光客(中華系)が多く賑わっていました。
しかし騒ぎたくなるのも仕方ありません。
見事な富士山です。
ここまで綺麗に山!って形の山はさすが富士山としか言えませんね。


本栖湖からはいつもの朝霧高原に寄って、富士宮から輪行で家に帰りました。
輪行はいろいろ気疲れするのであまり好きではないのですが、渋滞を気にせず時間短縮にもいいので便利ですね。
富士宮から家の最寄り駅まで2時間半位でした。

距離としては大洗よりも短いですが、代わりに獲得標高が二日で4200mと中々走りごたえのある年始ライドでした。

恐らく今年もレースは出る事が無いかもしれませんが遠征にはバンバン行きたいと思っているので気が向けばブログを細々と更新したいと思います。