エドコが届けばいい。
初めはそれだけでも我慢は出来ました。
しかし修理に出してから2ヶ月以上が過ぎ、修理が出来ないので代替品を送る交渉が進んでるのか進んでないのか分からない状況の中でだんだんとチューブラーの乗り心地、漕ぎ心地に対する欲求がだんだん膨らんで行き気づいたらDURA-ACE WH-9000 C50 TUを買っていた…。
はい。また無駄遣いしました。
言い訳は「ウルグシュタルトが届いてもエドコが届かないとBOMAを履く事になるから」と言う自転車乗り以外の人には到底理解されないものですね。
本当ならウルグシュタルトに対してDURAでもEDCOでも不釣り合い(かもしれない)なホイールではあるけど自分が出資出来るホイールの中では最高級品である事には間違いは無く、BOMAみたいな中国OEMリムのバサルト加工ホイールなんてLWのフレームには似合いません。
(DURAはレイノルズのOEM、EDCOはゼンティスのOEMです)
もう既に2ヶ月以上乗っていないEDCOの乗り心地というのは忘れてしまい比較が難しいのでBOMA TH-13Wとの比較になります。
EDCOの時もだけどチューブラーとクリンチャーの比較はナンセンスだけどね。
回転性能は無負荷状態だと実はBOMAの方が良かった。
と言うのもまずベアリング精度に差がある事を考えれば当然でBOMAは公表していないものの国産高精度ベアリングを使用しているのに対してDURAはG100クラスのベアリングを使用している。
更に使用しているグリスも対極的な粘度を持つものをお互いに使用しているので、現状DURAの無負荷回転は1分も持たないのです。
しかし実走となれば全く結果が変わりBOMAに勝てる要素は少なく、回転性能、漕ぎだしの軽さ、巡航維持、コーナーのスムーズさ、ブレーキの反応の良さ、乗り心地等思いつく限りDURAの勝ち。
唯一BOMAが勝っていたのはリムハイトが低いので横風の影響を受けにくい位ではないだろうか?
と思っていたのも束の間で2015.12.11の日本の冬において異例の豪雨、強風の中でのライドでもDURAには安定した直進力があった。勿論ホイールが風に煽られる事はあったものの、ハンドルが取られてバランスを崩すという事は無かった。
対してBOMAは強めの横風にはめっぽう弱く、常に体重を移動させて重心のコントロールを行っていないと倒れそうになる事もあった。
リムハイトの高いDURAの方が安定するのは、単純に各社の経験値の差であると思う。
素人にも性能の差が分かるのだからSHIMANOの技術の高さが伺えますね。
EDCOがスイスに戻りBOMAに履き替えた時に「重い」と痛感した時と同じでDURAに履き替えたら「軽い」と感動しました。
たぶんメーカーではなくて単純にチューブラーじゃないと満足できない体になってしまったのだと思います。
普段乗りならクリンチャーがいいのでしょうが、勿体ないと分かりつつもDURAを乗り倒します。
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