2016年2月20日土曜日

レインウエアって効果あるの?

自分は通勤時に雨が降っていても自転車に乗ってしまう方です。
勿論何事にも限界はあるので雨量とか風速、風向き、気温いろいろ考えた上で走っています。雪も積もらないなら走ります。

逆に雨の日は走らないって人の方が多いはずです。安全だし濡れても許容範囲内だし。

でも悪天候の日って大抵電車も車も混むんですよね。
人混みが嫌いなので自転車で強行突破するのです。その内シクロも買って多少の積雪にも対応出来るようにするつもりでもいます。
と言うより悪天候用の自転車を1台用意したいわけです。

本題はそうではなくて、レインウエアの話しです。



前の記事にも書きましたが自分が常用しているレインウエアはsportfulのものなので、他社は使った事が無い事を留意しておいてください。

雨の日も走ってる人なら分かってると思います。

自転車のレインウエアは小雨程度ならウエアの下をドライに保てますが、俗に言う本降りとか大雨とかまとまった雨に対しては5kmも持てばいい方です。どうしたって濡れます。

真っ先に濡れるのはパンツ。
太ももと脛からじわりじわりと染みてくる感じです。
自転車の姿勢の時に一番雨を強く受ける場所なのだと思います。脛はタイヤが拾った水を直に受けて、太ももは常に動いているので雨の受け方に強弱があるせいかもしれません。

続いてシューズ、シューズカバー。
シューズカバーを着用していればパンツよりも濡れてくるのは遅いです。水たまりに突っ込んでもある程度なら染みては来ませしタイヤが拾う水程度なら余裕で弾きます。
しかし水に一番晒される部分なので限界はあります。
シューズカバー無しなら諦めましょう。

靴下はシューズからではなくパンツから伝って濡れていきます。なので靴下がぬれたら下半身は完全決壊したと思いましょう。

手袋は中々健闘しますが雨量にごり押しされて間違いなく水浸しになります。
更にウエアの袖を伝って侵入してくるので、不格好になっても手袋は袖の下に着用した方が長持ちします。

胴はかなり高性能でものによっては完全にドライを保てるウエアもあります。
体の中で胴を冷やす事が一番体力を奪ってしまい危ないので妥協しないでしっかりとしたウエアを選ぶべきです。

sportfulで言うところのHot packシリーズはかなり優秀で大抵の雨には対応出来ますし、冬のダウンヒルの友にもなります。


この前の落車でズタボロになりましたが…。

着てみると分かりますが完全に雨合羽です。雨合羽をサイクリングウエアに最適化した感じですね。
なので汗をかく場面だとすごく蒸れるので着るタイミングに注意が必要です。
雨が降ると予め分かっていればポケットに入れられる大きさにまで畳めるので携行しておくと大抵の雨なら胴体を濡らさずに済みます。

最後に意外にも濡れないのが頭。ヘルメットです。
今はS-worksのEvadoを使っており見た目通り雨に強そうに感じますが、レイザーのヘリウムの時から頭はそんなに濡れる印象はありませんでした。
台風でも来ない限りそうそう濡れません。逆に台風の時しか頭が濡れた記憶が無いのです。
よく「ヘルメットの上にキャップを被せて」等いろいろ対策がありますが、自分はヘルメットの上に何も被せずアマゾンで買った安物のインナーキャップを下に被ってる位です。
それだけで濡れるとしたらヘルメットにかかっていない部分の髪だけですね。
勿論ものによりけりなのでしょうが…。

総評として、

最終的にはほぼ濡れるので諦めの心を持ちましょう。

自分は逆に楽しんでます。

レビュー等で効果抜群とか書かれている事が殆どだと思いますが、過度な期待はするべきではないです。恐らく雨量の少ない雨を経験してそう評価したのだと推測しています。

レインウエアは「絶対に濡らさない物」ではなくて「濡れるのを遅らせる物」だと理解して買いましょう。
絶対に濡らしたくなければ素直に合羽を着るか自転車に乗らないかのどちらかだと思います。

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