まずはメンテから。
週末のメンテナンスはフレーム等の洗浄とチェーン、クランク、スプロケの洗浄とグリスアップ、ブレーキ周りの調整がメインです。
それに加えて今回はBBのメンテナンスも行いました。
まず普段から使っているグリス（というよりもオイル）はBOREDのアルティメットとバーサタイル、ラッシュコートの3種類。
BORED自身がマイナーなのか店頭でも中々見ない代物で通販で買おうにもだいたいが入荷待ちになっているメーカー。
東京の某所にある
で、今回のメンテナンスでも使おうと思っていたのですが前回のメンテナンスの時に切らしてしまっていたのでBOREDにて注文して待っていたのですが、発送メール後届く気配が全くないまま週末に入ってしまったので急きょ家の近所で売っている場所を探し買いに行く事にしました。
台風もあったし遅れるのはしょうがないね。
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| カーペットの黒染みは自転車から跳ねた油汚れ |
近所でBOREDが売られているのはBMX専門店のCAVE WAREHOUSE様。
早速京急田浦で降りてCAVEに入るとBMXがズラリ。ロード乗りなのでBMXが並んでいる姿にはあまり慣れていないのでびっくり気味ですが、店員さんにBOREDがあるか聞くと裏から出して来てくれました。
BMXでは有名なオイルなのだろうと勝手に思っていたのですが、店員に言われた言葉は「マニアックなオイル使ってますね！」だった。BMXの世界でもマイナーらしい。
今回対応してくれた店員はアルティメットをチェーンに塗る事はあるけど他の部分には使った事がないという事で使用感についていろいろ話した。
とりあえず臭いという事はお互い納得している様で、アルティメットとバーサタイルは所謂鉱物油（身近なものだとエンジンオイル等）の臭いがきつく、自転車に乗ってる最中でも感じ取れるぐらいにおって来ます。ラッシュコートはガソリンに近い臭いですがこちらは揮発するので臭いはすぐ消えます。 室内で使用する時は換気扇を回しましょう。
使用感ですが、チェーン周りに関しては雨さえ降らなければかなりの長期間残っていますが、すぐ真っ黒になるので自分の場合は1～2週間の1度はクリーンアップしてしまいます。
ホイールのハブに使うと体感出来るレベルで転がり方が変わります。通常、出荷時ハブに塗布されているのはデュラグリス等の固形グリスが殆どですが、固形は保持には優れるものの性能を落としてしまいがちでBOREDに慣れてしまうとその硬さがかなり分かるようになります。
オイルのBOREDをハブに塗布すると、まず臭くなります。こればかりはしょうがない。その代りに固形グリスでは味わえないほどの軽さと回転力を手に入れる事が出来ます。人によってはギアが1枚分軽くなるというインプレの常套句を書かれていますが、それ位違いが現れると自分も思っています。
しかもフリーハブに塗布する事で、どんなに静かなホイールもDT swiss並みに爆音に変えてくれます。（と言うか、音はグリス次第であって構造上静かなフリーハブは基本的に無いと思ってます。）
BBに関しては今回のメンテナンスで初のBOREDを注油したので体感するのはこれからとなります。
ようやくここからBBの話。
BBの掃除については実は今までサボっていました…。というのもホローテックⅡに対応する工具を買おう買おうって思いながらずっと買っていなかったのが原因です。
ペガサスちゃんを購入してから初めてのBBを外しました。
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| SM-BBR60 |
それもその筈で三浦半島を何度も回っているので砂が入らないわけがない。
写真ではよくわからないかもしれないですが、ボールの底に砂が貯まっています。
その後はパーツクリーナー等で汚れを落として乾燥させてから再びラッシュコートを塗布しバーサタイルを馴染ませていきます。今回のBBも同様の作業を行いました。
BOREDを塗布し終えペダルを手でぐるぐる回すとやはり違いはあると感じますね。
どこの駆動部においてもそうなのですが、BOREDを塗る事でストレートな感触になるんです。
ストレートな感触ってなによ？って話ですが、ほかにうまい例えが出てきません…。
デュラグリスはもっさりです。それに対してストレートなのです。何を言ってるか分からない人はBOREDを買いましょう！（広告）
ハブに塗るのが一番効果を感じますよ。
最後に本題のカーボンドライジャパンのビッグプーリーキットを付けたRDです。
手で回してもBOREDの効果の方がでかいかもしれないので何とも言えないですね・・・。
なのでビッグプーリーの使用感は次回になりそうです。
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